空間創造によって人々に「歓びと感動」を届ける
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富士通様の最新技術を来訪者へ発信するため、展示とラウンジの機能を併せ持つエントランス空間を計画しました。最新技術を展示するだけではなく、情報の中に入り込むような体験ができる空間としてデザインしています。
霞ヶ関キャピタル様の本社機能として、執務エリアと来客エリアが共存する22階、業務拡大による新部門の執務エリアとグループ会社を有する34階に続く、本社オフィス計画プロジェクトの一環となります。27階は、およそ2,000㎡という専有部に執務エリアとコワーキングエリアの2エリアで構成されています。一方の28階は、霞ヶ関キャピタル様の絶え間ない成長と変化を、空間体験として伝える場です。情報は古びることなく、常にアップデートされ、今を映し出します。空間は静謐で上質な落ち着きをつくりながら、光・映像・素材の変化によってゆるやかに呼吸するように動き出します。この空間は、止まることのない企業のダイナミズムを反映する“生きた空間”であり、訪れるたびに新たな発見と価値に出会える場となっています。当社は、デザイン・設計、サイン・グラフィックデザイン、什器制作、コンテンツ設計、制作・施工を担当しました。
大光電機株式会社様 本社オフィス(5階・6階)のリニューアルプロジェクトです。約20年ぶりとなる本社機能の刷新に当たり、当社の東京・大阪のメンバーが連携し、経営戦略や今後の働き方、企業文化についてのヒアリングや現地視察、ワークショップを通じて現状と課題を整理し目指すべきワークプレイス像を明確化しました。また、大光電機様の照明設計チームTACTと協働し、光の提案を軸とした空間づくりを展開しました。社員一人ひとりが「ひかり」に向き合い、その価値を体感し、語ることのできる場を目指しました。
FUJIなごや科学館所蔵の世界で唯一現存する「ドイツ製B6形蒸気機関車」を修理復元し、旧型客車を含む鉄道3車両を屋外で展示する「鉄道ひろば」の整備事業です。1904年製造の蒸気機関車が動くダイナミックな迫力にふれ、科学技術の原理やものづくりの歴史を学ぶことができる場を目指し、機関車の復元調査から構想計画、設計、施工を当社が担当した10年越しのプロジェクトです。車両の修理復元と長距離輸送に加え、屋外展示施設の建築設計や、透過性LEDパネルを駆使したB6形の動態展示とリンクする演出手法も導入しました。
大阪を拠点に全国展開されているハウスメーカー、アイ工務店様の沖縄エリア初出店となる体感型ショールーム「アイギャラリー那覇」の企画・設計・施工を担当しました。本ショールームは、沖縄特有の自然環境において最適化された構法の実物展示・素材体験・VRなどを通じ、分かりやすく伝えることを目的とした体験拠点です。 アイ工務店様は、沖縄進出を「単なる拠点展開ではなく、沖縄の文化や暮らしと溶け合いながら、地域の方々と共にブランド価値を育てていく取り組み」と位置づけ、地域に根ざした活動を大切にし、沖縄の生活文化に寄り添う家づくりを実現しようとする姿勢を打ち出されています。この理念を空間で具体化するため、「沖縄の暮らしに学び、沖縄の人と共につくる体験価値」をテーマに展示情報の可視化と心地よさを重視した空間演出を構築しました。
ながのこども館「ながノビ!」は、旧長野市少年科学センターを全面リニューアルして誕生した屋内遊戯施設です。「子どもたちの生きる力を育む × だれもが居心地よく癒される屋内の公園」をコンセプトとして、自然・動物・科学をテーマに、森や宇宙を想起させる有機的な造形と回遊性の高い空間構成により、0~12歳の子どもたちが全身で遊びながら主体的に学べる環境を実現しています。長野の自然をテーマにした遊び場で、揺れる・回る・登る・つかむ・くぐるといった多様な身体活動を引き出し感覚統合(※)を育む「森のたんけんひろば」と、光による演出空間で全身を使って遊べる「宇宙アスレチック」を展開しています。さらに、サイエンスショーやクラフト、科学原理の体験、デジタル体験などで構成する「科学と創造のひろば」、りんごの木をテーマに音や動きを楽しめる大型ボールコースター、木の温もりを感じられる木育広場など、多様な遊びと学びを体験できます。子どもたちが夢中になって遊び、家族みんなで心地よく過ごせる“屋内の公園”として生まれ変わりました。※感覚統合:さまざまな感覚器官を通じて身体に入ってくる複数の感覚を適切に分類・整理し統合するはたらき
神奈川県川崎市中原区に位置するレジデンス「GATE SQUARE小杉陣屋町」に設けられている地域の方々が集う「陣屋門プラザ」に、土地の記憶を継承する常設ギャラリーを新設しました。「GATE SQUARE小杉陣屋町」は江戸時代から続く原家の旧母屋跡地に立地するレジデンスプロジェクトです。「小杉の記憶を次世代に」をコンセプトに、原家と武蔵小杉の歩みを紐解き、浮世絵モチーフをもとにレジデンスの建築と調和する空間を構築しています。400年の時の流れで変化してきた歴史を現代の住環境へ展開し、日常の中でこの地の記憶や人々の営みを次世代へとつないでいきます。地域活性化を促す新たなコミュニティの場としてデザインを行いました。
初代センチュリーは、トヨタグループ創業者である豊田佐吉の生誕100周年を記念した独自の高級車として、1967年の誕生以来、半世紀以上にわたり、日本の伝統美と匠の技に磨きをかけながらその地位を築いてきました。そして、豊田佐吉が1926年に豊田自動織機を設立して100周年となる2025年10月、「センチュリー」を最上位ブランドとして新たに独立させることを発表しました。当社は「Japan Mobility Show 2025」において同ブランドのブースの展示デザイン・設計、施工を担当し、ブランドコンセプトである「One of One(唯一無二)」を体現しました。世界初公開となるセンチュリークーペをメインステージに配し、30mを超える大型映像、光、音を互いに呼応させ、緋色(ひいろ)に空間全体を染め上げることで圧倒的なブランドの世界観を演出しています。また外装にはトヨタグループのルーツである「織機」にちなみ、透過性のある「布」を積層させ、プロジェクターにて映像を投影することでブース全体の一体感を創出しました。豊田佐吉と、その継承者たちが紡いだ糸は織物(布)となり、やがて鳳凰・不死鳥のように緋色のフレア(炎)となって生まれ変わり、日本の心、日本の美を世界に発信しています。
パシフィコ横浜で開催されたカメラと写真映像のワールドプレミアムショー「CP+2026」のSigma様の展示ブースを当社が担当しました。Sigmaは創業以来、人々が持つ表現への情熱に対する深い敬意を常に忘れず、あらゆるニーズに応える最高の撮影道具の提供を目指してきました。この原点に立ち返りつつ、Sigmaにとっての本質を改めて見つめ直した新しいVIの発表から1年、その可視化を試みたのがCP+ 2026のSigmaブースです。本計画では、唯一の生産拠点である会津工場が実現する「Made in Aizu, Japan」の品質をアイデンティティとして、「The Art of engineering. Engineering for Art.(芸術の域まで技術を高め、技術を芸術に尽くす)」というフィロソフィをブースに展開。光学技術や設計思想、そして写真文化への敬意と責任を直感的に感じ取れる空間を目指しました。設計にあたっては、総合機材展示会という文脈において「日本」を再解釈しました。ブース外構は「柱間(はしらま)」と「依代(よりしろ)」に着想を得た構えとし、内包する天井には、「光の透過」と「レンズの積層」を表現した布幕インスタレーションを設えています。これは照明デザイナー・市川 善幾氏(AURORA Inc.)との協働により実現しました。透過性のある布幕をランダムに吊り、ムービングライトで照らすことでSigmaのホームグラウンドである会津の幻想的な霧景色を想起させる情景を創出しています。試写体験コーナーでは、交換レンズの絞り羽根を製造する時に排出される廃材を活用したアートワークを、澤田デザインスタジオの皆さまと共創。実際にレンズ性能を確認できる被写体として提示しました。「真のブランド理解にとって、文字情報や解説図版は本当に不可欠なのか?」という問いから、説明機能を極限まで削ぎ落し、最も重要なフィジカルなブランド体現価値のみを抽出、記憶に残る空間体験を目指しました。 ※開催期間:2026年2月26日~3月1日
インドネシアの首都ジャカルタ中心部にあるショッピングモール「プラザインドネシア」に移転オープンした“%ARABICA”のプロジェクトです。ジャカルタには円形の広場が点在しており、その中でもプラザインドネシア前にある「Bundaran HI(ブンダランHI)」は、市内で最も象徴的なランドマークの一つです。今回の新店舗は、モール地下フロアの中央に位置していることもあり、Bundaran HIに代表される広場をモチーフとして円形が印象的なレイアウトを採用しました。視線を遮らない開放的な構成により、あらゆる方向から訪れる人々を迎え入れます。また、インドネシアに色濃く残るコロニアル様式の白い壁とオレンジ色の瓦屋根から着想を得た、白とテラコッタ色のケメックス型ハンドメイドタイルを全面に採用し、フロア中央でひときわ存在感を放つ、印象的な空間をつくり出しました。
横浜みなとみらいに新設された「AI-STUDIO-YOKOHAMA」は、大阪を拠点に全国展開されているハウスメーカー、アイ工務店様の東日本エリア中核拠点です。高い交通利便性と新しい街区の特性を生かし、企業の魅力と空間提案力を発信するショールームとして計画をしました。施設全体でブランド価値を体感できる情報発信拠点とするとともに、“家づくりのヒント”を随所にちりばめ、訪れる方がポジティブに家づくりを楽しめる体験の場を提供しています。
宮城県仙台市にある人気パティスリー「kazunori ikeda individuel(カズノリイケダ アンディヴィデュエル)」第1号店(南町通店)の移転に伴うプロジェクトです。当社は、空間デザイン・設計、施工を担当しました。「杜のĒcrin(宝石箱)」をコンセプトに、オーナーシェフ池田一紀氏が手がけるフランスの伝統技術と独自の創造性を融合させたスイーツと、内装デザインの関係性を、ジュエリーと宝石箱になぞらえて表現しました。池田氏のスイーツに込められた本物へのこだわりや遊び心を空間に落とし込み、立体感や奥行きを感じさせる構成にすると共に、商品を引き立てながら品よく印象的に魅せる空間づくりを行いました。
ビックカメラ様が掲げる脱・量販店の方針のもと、メーカー主導・スペック提案型の売り場から転換し、お客さま起点で体験と発見が生まれる新業態店舗を、構想から実装まで当社グループにより一貫してプロデュースしました。従来の量感ある陳列スタイルを継承しながら、家電から雑貨までを横断し、複数のライフスタイルを軸に空間を再構成しています。気になる暮らしのシーンを見つけ、商品に触れ、とことん試すことで、自分の価値観に合った逸品と出会える店舗体験を実現しました。“買いに来る場所”から“見つけに来る場所”へ。家電量販店の激戦区・池袋において、従来の枠を超えた新たな価値を提供する拠点を創出しました。
2001年の開業以来、渋谷のランドマークとして存在感を放つセルリアンタワー東急ホテル。その39階のスカイバンケットは“世界の人々が空を共有するようにグローバルに日本と世界をつなぐ国際交流の拠点でありたい”という思いから、3つのバンケットが天空にちなんで「ルナール(月)」「ソレール(太陽)」「セレステ(空)」と名付けられたという由来があります。今回のリニューアルでは、各バンケット名に合わせた太陽・月・空などの開業時のコンセプトをより体現するデザインに一新しました。バンケット2か所の改装計画を端緒に、共用部分からストーリーを感じさせ、統一感を持った空間となるよう、新たにホワイエや通路など会場外のスペースにバーカウンターやキュリオケース(飾り棚)を配置するなどし、フロア全体のデザインに統一性と気品を感じさせる要素を加えました。また、各バンケットルームを連結したフロアの一体利用も可能な空間としてMICE・企業イベント・ウエディングそれぞれの需要にも対応できるマルチな空間にアップデートしました。39階と40階の層間にはセルリアンブルーから透明感があるホワイトにグラデーションする立体的な壁面を形成し、上下階のつながりをより深いものにしています。
「空海室」は、弘法大師空海の足跡を紹介する常設展示室です。今回は、既存グラフィック内容を踏襲しつつデザインを刷新するとともに、空海の道程を示す地図を新たに加えることで、より伝わりやすい展示へのリニューアルを図りました。また、展示室の順路をわかりやすくするとともに、来館者が展示内容を理解しやすくなるよう、導入部のサインなどを新規に設置しました。さらに展示室中央エリアでは、空海の紡いだ5つの言葉を空海像に重ねて投影する演出を加え、歴史的存在である空海がその場に立ち現れるような体験を創出しました。この演出に用いる文字については、香川大学創造工学部の協力を得て、空海直筆の文字を学習したAIにより筆跡を再現しています。視覚情報と空間演出を統合することで、学術性と没入感を両立した展示環境としてリニューアルしました。
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