信州土産としても名高い八幡屋礒五郎(やわたやいそごろう)様の七味缶。販売100周年を記念して行われた展示会のテーマは、「七味缶の解剖」です。歴史、素材、デザインといった観点から小さな缶に込められた秘密をひも解きました。ラベルを展開したようなパネルデザインが、小さな会場を包み込み、食卓で愛される名脇役の七味缶が主役となって会場を彩りました。また、本展は長野県立美術館の市民ギャラリーで開催され、ギャラリーの展示会としては最多の来場者数を記録しました。
本展は市民ギャラリーで開催されたため原状復帰が前提となり、床壁には直接工事ができない制約がありました。また、会場が地下1階の奥まった場所にあるため、来館者がフロアに降りた際にアイキャッチとなるデザインが求められました。
およそ180㎝の七味缶を会場のセンターに配置し来館者を迎える構成とすることで、フォトスポット兼アイキャッチになっています。
また、展示パネルは既存のピクチャレールを活用し、七味缶を展開したようなデザインにすることで会場使用上の制約を解決しました。
- オープン
2024
- 所在地
長野県
- クライアント
株式会社 八幡屋礒五郎様
- ソリューション
企画・基本構想、デザイン・設計、サイン・グラフィックデザイン、環境デザイン、設計監理、内装監理、什器制作、環境演出装置設計・制作、コンテンツ設計・制作、制作・展示施工、制作・内装施工、WEB制作
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