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概要

上智大学四谷キャンパス15号館は、「街を森にかえる」 をキーワードに、SDGsの達成や脱炭素社会の実現に向けた貢献と地域のサステナブルなランドマークとなることを目指し、 2022年秋より社会人教育や地域交流の拠点としてオープンしました。
住友林業が設計・施工した木造3階建て耐火構造の施設で、主要構造部に多摩産材のスギを使ったオリジナル純木質耐火集成材「木ぐるみFR®」を採用しました。十字に交差させた木格子で覆うようなファサードは、上智大学の建学の理念に連なる「多様性」「他者との交流」「真理」「伝統」を表現したデザインです。1階は、一般の方も利用できるカフェの運営、また、地域貢献活動の一環として防災倉庫に利用可能なスペースを近隣町会へ提供することを予定しています。2階と3階は、社会人向け講座「プロフェッショナル・スタディーズ」の教室などにも活用されています。
当社は、社会人向け講座の教室として活用されている3階のデザイン・設計、施工を担当しました。集い・学びあい・語らう"智を育む場”としての空間づくりを目指すとともに、空間を構成する素材にも建築からのストーリーをつなぎ、多摩産材と共に江戸のまちを造ってきた飯能の西川材(スギ・ヒノキ)を活用したデザインとしました。 

課題・要望

・「街を森にかえる」ことにつながり、SDGsの達成と脱炭素社会の実現にも貢献できる施設とし、地域のサステナブルなランドマークとして、また、社会人教育や地域交流の拠点として活用することで、活気ある街づくりにも貢献できること
・上智大学の建学の理念と住友林業の木造建築のコンセプト&デザイン・テイストになじむような空間の提案
・特に3階は、講義に使えるだけでなく、くつろぎながら対話のできるサロン的な機能も持たせること
以上の要望が住友林業様よりありました。

解決策

外観と呼応する存在感のある空間でランドマークとしての価値をさらに高めるとともに、コミュニケーションの仕方が変わってきている今だからこそ、“リアルに集まれる場”として、「貴重な時間が過ごせる」ような空間の心地よさ、議論や交流を深めたり、待ち時間のちょっとしたワークスペースにも活用できるような場のあり方を提案しました。教壇とテーブルの画一的な形式ではなく、フランクで活発な対話を生むためのひな壇と、それを取り囲むようにベンチやテーブルを配置した“ディベート”形式としています。
また、国際社会におけるSDGsへの貢献を掲げ、地域・社会とのつながりも大切にする本施設の理念を受けて、空間を構成する素材にも環境を配慮した素材を使用するとともに、トレーサビリティのとれた近隣産地の木材(西川材)を積極的に活用することで炭素を固定化するとともに、空間を通じて多様な「木の魅力」への関心を深めていただけるようなデザインです。

プロジェクトメンバー
営業・プロジェクトマネジメント
雑賀 義弘、田中 伸幸
企画
梅田 晶子
デザイン・設計
柳瀬 弘典
制作・施工
川谷 隼裕、木村 博基
基本情報
オープン

2022

所在地

東京都

クライアント

学校法人 上智学院様

ソリューション

企画、デザイン・設計、什器制作、制作・内装施工

掲載内容は施設オープン時点の情報です。最新の情報は施設ウェブサイトをご覧ください。

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