中野駅から徒歩10分に位置する中野区立中央図書館「児童コーナー」のデザイン設計・内装改修・什器制作を担当したプロジェクトです。
「親子ともに居心地良く過ごすことができ、本の楽しさが“めばえる”空間」を目指しました。
小上がりスペースには、ベンチ・紙芝居用本棚・木のモチーフの制作設置に加え、回転ブロックや身長測定ができる仕掛けなどを施しました。
そのほか、ポスト付きの掲示板・半球型椅子・可動式本棚なども設計制作し、木製什器の制作に当たっては、木育の観点から東京都の地域木材である「多摩産材」を使用しています。
また、中央図書館オリジナルキャラクターなどの11種類のブックスタンドを制作し「遊び心」と「あたたかみ」のある空間を実現しました。
①内装・什器などの整備:長年使用された内装材や什器などを見直し、子どもたちが安全に使用することができるものを設計制作すること。
②目指す空間:「親子でも/ひとりでも」「お話ししながらでも/静かにじっくりでも」、本とさまざまに向き合える空間をつくること。
③地域木材の使用:木育の観点から東京都の多摩地域で生育した「多摩産材」を使用すること。
内装・什器などの整備においては、安全面や衛生面だけでなく、清掃やメンテナンスなどの運営面も考慮し、設計施工しました。
空間としては、「小上がりスペースでは親子の読み聞かせ」「半球型椅子ではひとりでじっくりと」など、さまざまな「本の楽しみ方」につながる仕掛けを施しました。また、図書館近隣の「もみじ⼭⽂化の森」とつながりを感じられるように、緑とオレンジの配色および木のデザインを採用しています。
「多摩産材」の使用に当たっては、木目が見えるように塗料選定に工夫を凝らし、「見て、触って」木のぬくもりを感じられる空間を実現しました。
- オープン
2024
- 所在地
東京都
- クライアント
中野区様
- ソリューション
デザイン・設計、サイン・グラフィックデザイン、設計監理、什器制作、制作・内装施工
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