概要
「ハッピーローソンタウン」は、ローソン店舗がコミュニティのハブとなり、世代を超えた人々のリアルなつながりを創出することでマチの再創生を目指す構想です。
当社と、グループ会社で建築総合サービスを担うノムラアークスは、ハッピーローソンタウンの実現に向け、本店舗の調査・企画、基本構想から、建築やランドスケープを含む設計、施工やロゴサインなどを一貫して担当しました。
課題・要望
本プロジェクトの社会的意義:
本プロジェクトが位置する大阪府池田市の池田伏尾台エリアでは、高齢化の進行に伴い、日常の買い物や生活相談の機会の減少、地域コミュニティの希薄化など、生活基盤の安定が課題となっていました。また、災害時の情報伝達体制の強化や支援拠点の整備、郊外住宅地の再活性化といった地域特有の社会的課題も存在していました。
お客さまのご要望:
ローソン様は、世代を超えて誰もが安心して楽しく暮らせるマチづくりの実現に向け、買い物・交流・相談・防災をひとつにつないだ新しい地域拠点――「ハッピーローソンタウン」の整備を計画されていました。 地域の風景にやさしく溶け込む建築と、生活を支える多様なサービス、そして災害時にも住民を守る機能を備えることで、日々の暮らしを力強く支える新しい店舗モデルをつくりたいというご要望をいただきました。
解決策
地域の歴史や風景、そして伏尾台が抱える課題と魅力を丁寧に読み解きながら、建築とランドスケープを一体で設計しました。北摂山系の雄大な自然を背景に、建築のボリュームを低く抑えることで、店舗そのものが風景に寄り添い、地域の暮らしに溶け込む佇まいを実現しています。
木材のトラス工法による無柱空間と、外観・内部空間の印象を決定づける湾曲した特殊形状の屋根により、開放感と温かみを兼ね備えた空間を構築しました。自然光や木質感を生かした内外装計画は、買い物の場にとどまらず、世代を超えて集い、語らい、つながる「地域コミュニティの拠点」としての機能を力強く支えています。
また、「ハッピーローソンタウン」「ふしおテラス」のロゴサインを新たに制作し、地域のアイデンティティを視覚的にも表現しました。
眺望確保のために伐採した樹木を活用し、地域住民の皆さまと共にベンチや木製玩具を製作するワークショップを開催するなど、地域参加型の取り組みも積極的に行いました。
建築・空間・ランドスケープ・コミュニティ形成を総合的にデザインすることで、ローソン様が描かれた「世代を超えて安心して暮らせるマチの再創生」を、具体的な形として実現しました。
プロジェクトメンバー
基本情報
- オープン
2026
- 所在地
大阪府
- クライアント
株式会社ローソン様
- ソリューション
企画・基本構想、デザイン・設計、サイン・グラフィックデザイン、建築設計、設計監理 、什器制作、制作・内装施工、制作・建築施工
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