2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)で関西パビリオン内に出展する三重県ブースを計画しました。
三重県ブースは「日本のこころの原点」をテーマに、豊かな自然、歴史、多彩な文化、そして食といった、“美(うま)し国みえ”の魅力を体感できる空間として構成しました。万博でしか出会えない貴重な展示やコンテンツを通じて、訪れた人々に五感で三重を感じてもらう、体験型のブースとなっています。
関西パビリオン内に出展する9府県の中で、三重県ブースに足を運んでもらえるよう、来場者の関心を引く魅力的な展示・コンテンツの企画・制作と効果的な誘客促進施策を求められました。
ご要望への解決策として「記憶に残る体験」をキーワードに、来場者の興味を引き、能動的な関与を促す空間を設計しました。
ミラーで構成された幻想的なトンネルが来場者を誘引し、ブースへの入場が印象的な体験となるように入り口を演出しました。
ブース内部は、県内の個性豊かな5つのエリアのダイナミックな映像を5面の壁面スクリーンに投影し、実際に触れて体験できる仕掛け展示との組み合わせによって魅力を引き出す構成としました。見るだけでなく、五感で楽しめる体験を通じて、来場者の記憶に強く残るよう工夫をしました。
展示の最後にはナビゲーションエリアを設け、AIコンシェルジュを搭載した観光PRサイトへ誘導します。来場者が自分に合った観光情報を持ち帰ることで、実際の来県へとつながるよう導線を整えました。
- オープン
2025
- 所在地
大阪府
- クライアント
三重県様
- ソリューション
企画・基本構想、デザイン・設計、サイン・グラフィックデザイン、設計監理、什器制作、環境演出装置設計・制作、コンテンツ設計・制作、制作・展示施工、制作・内装施工
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