パリのフレンチレストラン「Restaurant KEI」の小林 圭シェフと、室町時代後期創業の和菓子屋「とらや」がつくるレストランとして、2024年4月にオープンしました。
伝統と新しさが共存し多様な食文化が楽しめる東京・銀座で、フランス料理の域を超え、何にもとらわれず、自由な発想で、美食の革新を追求するレストランをつくりたい。料理人に限らずここで働く人誰しもが食材を学び、研究し、美食の真髄を来店されたお客さまと分かち合い、料理だけでなく、ここでの体験全てがお客さまの心を満たすものであってほしい。小林 圭シェフのそんな思いを体現した、いわば“美食の研究所”、それが「ESPRIT C. KEI GINZA」です。
レストランは、料理を生み出す要であるオープンキッチンを中心としたライブ感のあるカウンター席と木のデザインで覆われたテーブル席を持つメインダイニング、そして研究所をイメージしたプライベートキッチンの個室で構成しています。
フランスは石の文化、日本は木の文化といわれています。このレストランは両国の文化を織り交ぜながら、石と木が調和したフランスと日本の文化が出会う新しい空間です。フロア全体にわたって設えた天井デザインは伝統市松パターンから、洞窟のような革新的インスタレーションへと変化するダイナミックな構成で伝統と革新を表現しています。
・唯一無二のデザインであること
・フレンチも味わえるグリルバーとして、客単価を踏まえた高級感を創出する
・客席カウンター席 、テーブル席、個室で構成し、フロア移動方法を複数設ける
・厨房で食事しているような臨場感を体験できるよう、カウンター内に炭を使用する火おこしグリラーを設え、合わせて熟成肉とワインを見せる貯蔵庫を設置する
・レセプションやお客様用の化粧室(2室)の設置
以上のご要望がありました。
機能的なゾーニングとプランニングを実施する一方で、メインダイニングは唯一無二の大胆な木天井デザインとしました。
個室は、限られたスペースでも天井に施したスケルトンデザインによって意匠性を高めています。
オープンキッチンは、シェフと共に細部の寸法にこだわった構成とし、シェフのこだわりを落とし込んだ特注のカウンターチェアを製作しました。
- オープン
2024
- 所在地
東京都
- クライアント
株式会社虎玄様
- ソリューション
デザイン・設計
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