空間創造によって人々に「歓びと感動」を届ける
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2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)・関西パビリオン「和歌山ゾーン」では、和歌山ゾーン構築総合ディレクター吉本英樹氏と連携し、「上質な和歌山」を表現しました。紀伊山地の巨木を彷彿とさせる映像装置「トーテム」は紀州塗りで仕上げられ、食の体験を供するカウンターテーブルとチェアにも紀州材を使用しています。そのほか空間を構成するさまざまな要素に、和歌山の伝統工芸や素材を活用し、世界に誇る和歌山の魅力を空間に凝縮しました。
日本最大級の建築総合展示会「Japan Home Show & Building Show 2025」にて、廃棄衣類をアップサイクルした環境配慮素材「PANECO®」の新製品PRを目的とした展示ブースを制作しました。当社はブース全体のコンセプトデザイン、設計、施工をトータルで担当しました。PANECO®と軽量鉄骨(LGS)をベースに、床・壁・天井の全てをPANECO®で構成した高さ約4mの大型の構造体をデザインしました。実物大の壁面で内装建材としての活用スケールを直感的に訴求しつつ、内部ではPANECO®を生かした暮らしのシーンを提案しました。ブースの外側と内側で異なる面を持たせることで、下地材・仕上げ材のどちらとしても使用できることや、建材同士の関係性や施工性、素材そのものが持つ表情や質感をストレートかつ印象的に伝える展示ブースとしました。
2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の「未来の都市」パビリオンは博覧会協会と協賛12者による共同出展事業です。Kubota Germination Labは、人々の願いや地球課題に対峙し、人と地球にやさしい未来の“食と農業”を考える研究所です。いのちと“食と農業”は、過去から現在、そして未来へとつながり、自分自身もその役割を担う一人であることをはじめ、つくるから食べるまでのフードシステム全体を一人ひとりが考えることの大切さや、フードシステムを支えるテクノロジーを伝えることの大切さに気付き、考える場としました。
富士の山頂を真西に仰ぐ、全42室の客室やパブリックエリアなどから富士山を一望できる、強羅花壇 富士(GORA KADAN FUJI)は、箱根の由緒ある旅館「強羅花壇」が初めて開いたもう一つの宿泊施設となります。当社はレセプション棟のロビーラウンジ、ダイニング、バー、スパ、ショップなどの共用部のデザイン・設計、そして客室を含め全エリアのFFE(家具・什器・備品)のデザインを担当しました。
バーニーズ ニューヨーク銀座本店の1・2階リニューアルでは、「記憶」と「創造」をコンセプトに掲げ、ブランドが長年築いてきた伝統(=記憶)を尊重しつつ、新たな価値(=創造)を生み出す空間を目指しました。落ち着いた木目の壁面やニッチなどの既存造作を生かしながら、サステナブル素材や既存仕上げに自然に溶け込むマテリアル、象徴性のあるユニークな什器を組み合わせることで、時を越えた上質さと挑戦的なユーモアの融合を図っています。1階奥の時計工房は“見える接客”として計画し、プライベート感を持たせた半個室の商談スペースを設けることで滞在時の体験価値を向上させています。また、新設したカフェカウンターは外部からの視認性に配慮し、新規顧客誘引を狙いました。中央階段から繋がる2階へと進むと、フロア全体が視界に入るように角度の異なるミラー壁を設置しており、象徴的な表情を形成しています。さらに奥のヴィンテージエリア前にはディスプレイを配置し、誘因性と回遊性の向上を図っています。短工期かつ限られた予算の中で、既存造作の積極的な転用と点群データによる迅速な検証を行い、確実なデザイン提案を実現しました。伝統を継承しながら未来を切り拓く、バーニーズらしい象徴的でラグジュアリーな場を創出するプロジェクトとなりました。
2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)住友館は、「UNKNOWN FOREST」を舞台とした壮大な“いのちの物語”を体験するパビリオンです。ランタンを手に、森の中を自由に巡りながら、子どもから大人までが日常では見えなかった生命のつながりを体感します。来場者の動きに呼応して光や霧が変化し、土の中で対話する木々や、数百年におよぶ木の一生、森に潜む動物や菌類など自然の中の“いのちの物語”が森の中に浮かび上がります。森の奥にあるシアターでは、この森を見守り続けたマザーツリーの誕生から最期までの軌跡や記憶の断片が描かれます。空間に漂う⾵や霧が来場者の感覚を揺さぶり、複層する映像と⾳楽・⼈が融合する⼤迫⼒の演出でクライマックスを迎えます。森での体験後に巡る「ミライのタネ」エリアでは、住友グループ様の700件を超える最先端技術や取り組みが展示され、誰もが未来のアイデアを創出・共有できる生成AIを活用したプラットフォームへとつながります。なお、住友館の建築は1970年大阪万博の年に植林されたスギやヒノキを約千本活用して建設されています。来場者は「UNKNOWN FOREST」での体験と合わせて、苗木や土に触れる「植林体験」に参加することができ、新たに育てられた苗木は元の森へと還されます。“いのちの物語”は万博の後も続き、次世代へと受け継がれていきます。
KDDI様の新本社内にオープンした、AIやDX技術を活用した「Real×Tech LAWSON」第1号店のプロジェクトです。新店舗デザインの基本構築のほか、AIやDX技術を活用するために、当社のCIC(コンテンツ・インテグレーションセンター)がテクノロジーを活用した高い専門性を生かし、さまざまなアイデアの提案を行い、プロデュースしました。また、ローソン店舗スタッフが着用していた廃棄ユニフォームを床材に、廃棄衣類をパネルに再利用するなど、サステナビリティへの取り組みを意識した店舗を実現しました。店内に設置されたサイネージは都市のさまざまなデータを収集・分析し、連携・活用するためのデータ基盤「都市OS」と連動しており、天気や電車の遅延、街の混雑状況やイベントの情報などが表示されます。その他、店舗内を走る“お掃除ロボ”や、AIカメラにより商品棚前のお客さまの行動(手伸ばしなど)に合わせておすすめ商品を表示する“サイネージ”、日常生活のお困りごとの解決をサポートする“Pontaよろず相談所”など、街のインフラとしてのコンビニを目指した新たな取り組みがふんだんに盛り込まれた店舗となっています。
「銀座・新潟情報館 THE NIIGATA」は、新潟県の首都圏情報発信拠点です。地下1階から地上3階と8階の全5フロアで、物販、日本酒試飲コーナー、イベントスペース、レストラン、移住相談窓口など多彩な機能を備えています。当社は地下1階から地上3階までの設計施工業務および施設ブランディング企画・ブランドロゴ開発を担当しました。「米」「酒」「雪」といった新潟がもつ豊かな魅力に加え、「アート」を企画・デザインの軸に据え計画を行いました。随所にちりばめられた新潟由来の素材や展示企画により、新潟の魅力を感じてもらい、新潟に足を運ぶきっかけになるような施設を目指しました。
いつの時代も女性を応援してきた、カルティエ様が出展する大阪・関西万博のウーマンズパビリオンは、「ともに生き、ともに輝く未来へ」をコンセプトに⼥性たちの体験や視点を通して、公平で持続可能な未来を志すことを呼びかけます。アーティスティックで圧倒的な世界観を作り出す空間デザインと、オーディオガイドを用いたイマーシブな展示体験で、社会における女性の貢献にスポットを当て、「変革の力」をひもとく旅へと来場者を誘います。
2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の「未来の都市」パビリオンは博覧会協会と協賛12者による共同出展事業です。商船三井 展示プレイスは「WIND VISION」をコンセプトに、商船三井様が開発を進める、水素製造船「ウインドハンター」の大型装置模型と、大型スクリーンで構成した展示となっています。ウインドハンターが捉える無尽蔵の自然エネルギーである「風」と、船が生み出すムーブメントとしての「風」を来場者に感じていただけるようにインタラクティブな体験型の演出を行いました。
2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)において地球環境産業技術研究機構(RITE)様が出展する実証プラント「RITE 未来の森」において、当社は企画、デザイン、建築、展示設計および監理から運営サポートまで総合プロデュースを行いました。本施設は、大気から二酸化炭素を直接回収するDAC(Direct Air Capture)※1と 、それを地中へと貯留するCCS( Carbon dioxide Capture and Storage )※2の双方を掛け合わせることで、今後期待されている未来の技術の実証実験に取り組んでいます。そして、人が排出した二酸化炭素を人の力で回収するという、新しい森を未来につくることを目指したプロジェクトです。ガイダンス棟では建築も新しい技術への実証実験として取り組み、未来の森というコンセプトから未来の木造技術「CLT※3折版構造ハングアップ工法」を世界で初めて実現させました。ハングアップ工法とは、丁番金物によりお互いに緊結した三角形 CLT パネルを水平面に敷き詰め、特定箇所をクレーンで吊り上げることで自重により折り紙のように変形し、折版構造を形成させるコンセプチュアルな工法です。今回はこの工法を用いることで、表情のある構造体で大空間をつくり上げ、デザイン性・機能性・施工性を併せ持ったCLT構造の普及促進につなげるための建築実証プロジェクトとしての側面もありました。これにより、身の引き締まるような神聖な空気感を発する建築空間が出現し、そして国産杉によるCLT折版構造そのものが展示映像や演奏などの音を響かせるコンサートホールのような音響環境を実現した類稀な建築となっています。会期終了後には、サスティナビリティ建築として活用すべく、京都府木津川市にあるRITE本部への移設の計画があります。万博の出展、そしてその後の活用を通し、二酸化炭素排出抑制、廃棄物を最小限とするリユース、CLT構造の普及促進などさまざまな社会課題に取り組みました。※1 大気からCO₂を取り除くことで、大気中のCO₂濃度を下げる技術※2 排出されたCO₂を集めて地中に貯留する技術※3 ひき板を並べた後、繊維方向が直交するように積層接着した木質系材料
2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の「未来の都市」パビリオンに出展された川崎重工様の展示プレイスです。展示コンセプトは「移動本能研究所」です。川崎重工グループが描く2050年のモビリティ社会を、実物大のモビリティを用いた体験型展示で表現しています。来場者の「見る」「触れる」「体験する」といった体験を通じて、移動の未来に大きな希望や期待を感じさせる空間を提供しています。未来感と大型LEDによる没入感を両立させた空間演出と、実物大モビリティによる展示・体験を融合させることで、移動の未来を「自分ごと」として体感できる構成としています。
2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)シグネチャーパビリオン「EARTH MART」は小山薫堂氏がプロデュースしたパビリオンです。「食を通して、いのちを考える」をテーマに、日本人が育んできた食文化の可能性とテクノロジーによる食の進化を共有し、未来へと導く「新しい食べ方」を共に考える場となっています。普段は「食」が並ぶスーパーマーケットに「いのち」を陳列し、その背景を体験することで気づきを得る設計としました。日常的な風景の中に見つける価値は、日々のさまざまな場面での選択を考えるきっかけになります。また、「野菜の花」や「卵殻を利活用した再生たまご」など生きた素材を使って空間を構成しながら、食に関わるさまざまな方(農家・寿司職人・バイオテクノロジー研究者)と共にコンテンツ自体を構築し、空間に物語が広がっていくような「統合されたひとつの世界観」をつくることでメッセージの伝達を実現しました。切り取られた「いのちの断片」を通じて、さまざまな当たり前をリセットすることで、いのちにとって本当に大切なものに気づき、感謝や優しさが生まれ、ほのかな幸せにつながる。食事の時間を昨日よりも少しだけ大切にしたくなる…そのような後味を残せればという小山プロデューサーの想いを具現化しました。
「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに開催される2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)のホスト国として、「いのちと、いのちの、あいだに」をテーマに、展示と建築がシームレスにつながることで、来館者に「循環」の意義を感じていただくパビリオンです。円環状の構造体によって、いのちのリレーを体現する日本館は、ホスト国のパビリオンとして唯一無二の存在感を示しています。周囲をぐるりと歩くうちに自然と日本館内に吸い込まれていく動線に加え、最大の特徴は、円を描くように立ち並ぶ無数の「木の板」です。その隙間からは内部を垣間見ることができ、中と外、展示と建築の連続によって、日本館のテーマにもある「あいだ」を来場者が意識するきっかけをもたらします。また、本パビリオンの特徴として「ごみを食べる日本館」というコンセプトがあります。万博会場内で出たごみが、微生物のはたらきによって分解され、エネルギーや水に変換されます。その過程をインスタレーション*で追体験しながら、生み出されたエネルギーや水が日本館を動かすさまを体感する「生きたパビリオン」となっています。そして、3つのゾーンで構成される館内を一周しながら、日本の美意識である「循環」の意義を感じることで、来館者自身も、その永く壮大な物語の一部であることを実感できます。加えて、主にCLT(直交集成板)で構成される「木の板」と、構造には鋼材を使用することで、CLTをできるだけシンプルで象徴的な方法で使用しています。日本館で使用されているCLTは、万博終了後に日本各地の企業や自治体などに再利用いただく予定となっており、解体や転用がしやすいよう工夫されています。日本館のテーマである「いのちと、いのちの、あいだに」の根底にある「循環」の価値を知ることで、私たちのすぐ身近にある循環を見つめ直し、これからの社会のあり方や、持続可能な未来へのヒントの探求につながることを目指しています。当社はこの日本館において、展示デザイン(基本設計、実施設計)、施工、運営を担当しております。*展示空間全体を作品として体験する現代の芸術形式。観客はその空間を歩き回り、視覚や音などを通じて作品を楽しみます。
カタールの人、土地、海が持つ豊かな物語を、リアルな素材を駆使して表現した、大阪・関西万博のパビリオンです。砂漠の風景を繊細なグラデーションで再現する本物の砂や、床・壁・天井を覆い尽くす深海のようなアルミ素材、そして文化的な豊かさを象徴する精巧な刺繍の巨大カーテンで空間を構成しています。訪れる人の感性にダイレクトに訴えかける素材の中にカタールの伝統工芸や風景が幻想的に浮かび上がる、体感型展示空間を設計しました。
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