Works#2015

ザ テンダーハウス

ザ テンダーハウス

このプロジェクトは、白金プラチナ通りのレストランが立ち並ぶエリアに計画されました。35mの幅を持つ敷地に新しくも昔からあったようなたたずまいと気持ちの良さ、「記憶を呼び起こすような」建物を意図しています。 コ ンプレックスダイニングとして、街のランドマークとなることを目指した今回の建築では当社は基本設計とデザイン監修をお手伝いいたしました。建築には「抜 け感」が求められたため、抜け感と遮蔽のためのセメントの折石、そして風と光に浸食されたような素材感を演出しています。これはインテリアのデザインキー ワードである「南方の乾いた土地」の空気感を生むことにも貢献しています。 一貫したコンセプトに基づき、外部から流れ込む風や光、そして緑や水を 感じられるようなインテリアの一元性を実現するため内装デザインから植栽・アートワーク選定までをお手伝いさせていただきました。外から見たとき、テラス まで連続する内装デザインは植栽計画とあわさってファサードを彩る要素の一つとなり、建築ファサードは内部空間からの借景となり、内と外が引き立て合うこ とでこの空間が成り立っています。 施設内にはダイニング、鉄板焼き、2つのバンケット、チャペルがあり、厨房はすべてウォークインまたはオープンキッチンを採用しています。チャペル、バケットの前室はガラスで仕切り、施設内でも視線の抜けや空間の連続性を重視しています。 また通りに対して開放的であることに加え、既に経年変化したような素材が生み出す表情により昔から存在していたような雰囲気を醸し出し、特徴的なランドマークとなると共に街に対して親密な関係を築けるのではと考えています。   ◎当社グループプロジェクトメンバー 【営業】竹中 久恭、北井 琢也 【ディレクション】小坂 竜 【デザイン・設計】建築:飯泉 博之  インテリア:齋藤 玲子、久兼 将弘 【制作・施工】出井 敬二

#ホスピタリティ
バー/エス

バー/エス

銀座のランドマークでもある資生堂パーラーの赤い建物は建設時、銀座の街を照らす灯台をコンセプトとされていました。そのビル最上階へ「銀座の Symbol(シンボル)となるBARを作る。」そんな想いのもと、「銀座に集う多くの大人達が楽しめる”大人のbar”」を目指しました。 エレベーター を降りたレセプションエリアは街を彩る華やかな明りから一転し、キャンドルの揺らぐ光に出迎えられます。 バーエリアはスクエアで最大天井高さ8Mを超える 大空間をより象徴的なデザインとするために中央にカウンターを配し、頭上には「灯台の明かり(Symbol)」、でありビルコンセプトにある地上階=「大 地」から最上階11階=「空」であることから「空」に浮かぶ「Sun(夜の太陽)」・「光の煌めき」(Spark)、(Shine)そして「魂」 (Soul)をイメージしたシンボリックなアートワークを浮かべました。 シンボルの赤い輝きをメタルの壁面アートやアンティークミラーが写りこみ大人っぽ く彩る一方、アートワークから壁面に延びる影が空間に有機的な印象を与えています。 また大空間を居心地の良い空間とする為、カウンターを中心に床の高低差 を付けています。ハイカウンター側はスタンディングのシーンをも想定したカジュアルなエリア。 ローカウンター側はテーマカラーであるパープルのカーペット に座り心地の良いチェアを用意し落ち着いたバーを楽しめます。 またボトル棚の裏にはプライベート感のある客席を用意しさまざまなシーンで楽しんでいただけます。奥のラウンジエリアはより個性的なアートと家具、そして炎の揺らぎに演出されたCozyなスペースで、コンセプトでもある「Social」や 「Sexy」などを感じられる大人のスペースとして使っていただけます。 「Bar S」のSはそんな銀座のさまざまな「S」を込めた大人の空間です。

#アーバン & リテール
西武渋谷店エントランスリニューアル

西武渋谷店エントランスリニューアル

【プロジェクト概要文】   2007年以来8年振りとなる西武渋谷店の大規模改装。ストアメッセージ「Art meets Life」の先鋭化をはかった当プロジェクトのテーマは「アート&デザイン」。 アートディレクター廣村正彰氏と世界的音楽・映像アーティストのカールステン・ニコライ氏との共同プロジェクトとして、当社はA館エントランスのリニューアルをお手伝いさせていただきました。 エントランス4本の柱には最新のLEDビジョンが組み込まれ、曲線を用いた先進的建築フォルムと常にあたらしい表現を生み出す映像は、まさに渋谷の新たなシンボルとして訪れる人々を迎えいれるアートゲートとなっています。 今回、あらゆる局面でこれまでの経験にない高い技術がもとめられましたが、西武渋谷店開店以来、常に時代をリードし続けてきた㈱そごう・西武様の新たなる挑戦におこたえできるよう、当社グループ会社㈱ノムラプロダクツとノムラテクノ㈱と共に乃村工藝社グループの総合力で挑んだプロジェクトとなりました。   ◎当社グループプロジェクトメンバー ㈱乃村工藝社 【営業】 西田進之介 【デザイン/設計】 近藤真治郎 武田慎平 【施工】金子洋平  ㈱ノムラプロダクツ 橋本雄 ノムラテクノ㈱ 小林敬治

#アーバン & リテール
安川電機みらい館

安川電機みらい館

【プロジェクト概要文】 2015年、創立100周年を迎えた安川電機は、北九州市黒崎にある本社事業所を再編し、地域や社会に開かれたコミュニティ「ロボット村」をオープ ンしました。四季折々の自然を楽しむことができる「YASKAWAの森」は一般開放され、その中心に安川電機の事業、ものづくりの楽しさ・凄さ・緻密さ、 ロボットの最新技術などを、お客さま、学校・研究機関、地域の方々に興味を持って体験していただける「安川電機みらい館」が誕生しました。 そこで当社は、安川電機様の魅力をさらに引き出すこの施設の「空間づくり」と「コンテンツづくり」を担当させていただきました。訪れたすべてのゲス トの方々に安川電機の事業や技術を分かりやすく体験・体感していただくだけでなく、最先端のテクノロジーとエモーショナルな感性が響きあう驚きと発見に満 ちた空間の中で、世界に誇る日本の「ものづくり」とそれを牽引する安川電機の未来を肌で感じていただけるよう、メカトロニクスや映像コンテンツ、ライティ ングといった空間を彩るすべてのエレメントを一体化させてデザインしました。特に安川電機を代表する産業用ロボットのダイナミックな動きと協調する制御技 術を活かした「ロボティクス・サイネージ」や、業界最高の性能を発揮するモーターの3次元制御と最新のプロジェクションマッピング映像を組み合わせた「メ カトロニクス・ウォール」は観る者すべての五感を刺激する世界でも唯一無二の空間演出装置で、「ものづくり」の可能性や魅力を無限に広げるためのお手伝い をさせていただきました。 尚、本施設におきましては空間づくりと魅力づくりの基本構想からデザイン、設計、コンテンツ企画制作、施工とトータルな視点から施設づくりのお手伝いをさせていただきました。 <クレジット> 総合デザイン :田村啓宇、安藤陽介 企画プロデュース :荻野健司、梶村直美 コンテンツディレクション :鈴木健司、後藤映則、細谷宏昌 プロダクトディレクション :楠次郎、四ツ谷昌紀 撮影 :ナカサ&パートナーズ 河野政人 ※プロジェクト当時

#コーポレート
さいたま新都心「コクーンシティ」

さいたま新都心「コクーンシティ」

【プロジェクト概要文】 さいたま新都心にある営業面積約7万平方メートルの大型商業エリア「コクーンシティ」。生活に彩りをあたえる「ライフクリエーション」をコンセプトに、 164ものテナントで新たに構成された中核施設であるコクーン2がこの春オープンしました。既存施設のコクーン1に加え、旧イトーヨーカドー棟も新たにコ クーン3としてリニューアルして、これらが複合したショッピングセンターは”訪れるたびに 驚きがある街”として誕生しました。 片倉工業株式会社 様が自社不動産開発をされたコクーンシティにおいて、当社はプロジェクトのパートナーとして、コクーン2の開発段階から、商業計画の企画コンサルタント・ MD計画、環境デザイン・設計、制作・施工、テナントリーシング、内装監理業務まで、ソフト業務からハード業務に至り、プロジェクトの具現化に向けて総合 的にサポートさせていただきました。 この街に来られる幅広い年齢層のお客様に楽しんでいただけるよう、心地良い街歩き感覚の楽しさを象徴した陽の光を取り入れた空間で訪れる人の生き生きとして生活の輝きが表現されています。 ま た、繭(まゆ)=「コクーン」と名付けられたように、ここはもともと片倉工業株式会社様の代表的な「片倉大宮製糸場跡地」であったことから、この地で長い 歴史を紡いできたという想いを込めて、「片倉と大宮のあゆみ」を紹介する「カタクラギャラリー」展示や「記憶の回廊」グラフィックもほどこし、近隣住民か ら来街者も街の歴史を感じ、楽しめる空間も演出しました。 当プロジェクトでは、当社グループ会社のノムラプロダクツ、ノード、ノムラデュオも参画 して、あらゆる場面で「乃村工藝社グループの総合力」を発揮し、クライアントの多様なニーズにお応えしました。また、空間創造業務の他にも、管理運営の経 験を活かした開業準備の支援や、テナントフォロー業務など、オペレーションに関するニーズにもお応えし、SC開発全体でお手伝いさせていただきました。

#アーバン & リテール
PAGE TOP
Contactお問い合わせ

お問い合わせ/お見積もり依頼/資料請求は下記よりお気軽にご連絡ください。
お問い合わせの多いご質問や、よくいただくご質問は別途「よくあるご質問」ページに掲載しておりますので、
ご活用ください。