東急プラザ原宿「ハラカド」は、かつての「原宿セントラルアパート」の文化を継承し、さらに発展させていく新しい商業施設です。表参道と明治通りが交差する神宮前交差点の南西角に位置し、向かいのラフォーレ原宿や斜め向かいの東急プラザ表参道原宿「オモカド」と肩を並べ、原宿・表参道エリアにおける新たなランドマークとして、文化の発信地となることを目指しています。当社は、施設環境全体の基本計画、各区画のデザイン・設計、施設マーチャンダイジングの構想・企画一部、飲食フロアのテナントリーシング、一部飲食店の設計・施工などを担当しました。
「共創」をコンセプトに、ビジネスユーザーのお客さまとコラボレーションし、未来の水まわり空間を創り出す場「TOTOテクニカルセンター東京」が、2024年4月にリニューアルオープンしました。今回のリニューアルにおけるコンセプトは「Fine&Flow」を掲げ、「自由かつ繊細な美しい水のふるまいと途切れのないシームレスな遷移」を表現しています。水まわりのプロフェッショナルならではのこだわりと、TOTO様の確かな品質を伝えるだけでなく、共創するにふさわしい設備と佇まい、デジタル時代にあるべき提案施設を目指しました。当社は全体の設計・施工とシステム開発を担当しました。
日産自動車様の神奈川県厚木市にあるグローバルデザインセンター内に、リアルとデジタルを融合させたデザインプレゼンテーションホールが新設されました。本ホールは湾曲した24K LEDスクリーン、フルカラー天井スクリーン、リモート照明技術、7.1ch音響システムなどを完備しており、世界中でお客さまが実際にクルマを使用するさまざまな環境を高い精度で再現することが可能です。デザインプロセスをデジタル化させることにより、多様なニーズを満たす商品をよりタイムリーに開発することを目的としています。当社は設計・構造計算・内装施工、およびフルカラー天井スクリーンを担当しました。時間による光の変化、天候や自然の要素もリアルタイムに高い臨場感と没入感で再現することができ、デジタル上で製作したモデルをさまざまな市場環境に合わせて検証、確認することが可能です。
本施設は、日産自動車様が開発する、固体酸化物形燃料電池(SOFC)を発電装置とした燃料電池システム※のPR施設です。同社の栃木工場にてトライアル運用開始にともない、オープンしました。 ※バイオエタノールを使用して高効率に発電する定置型発電システム マスターデザインは日産自動車様のデザイン部から支給され、基本・実施設計をノムラアークス設計チーム、施工を当社が担当しています。マスターデザインを施工可能なレベルに設計調整し、周辺設備含めたSOFC自体の変更にともなう設計変更も施工時に柔軟に対応。先進性のあるマスターデザインを体現しました。
「天使のはね」のランドセルでおなじみのセイバン様による15店舗目の直営店です。各店舗では、それぞれの街の地域性をひもときながら、独自のコンセプトを立ててデザインしています。横浜港北の街には生活に溶け込むように多くの緑道が存在し、その緑道が単なる道ではなく公園として子どもたちの遊び場となっています。そこで、今回のコンセプトは「SEIBAN GREEN PARKWAY」を採用し、緑道の有機的な曲線やグリーンの要素、自然の中で出会うさまざまな色を採り入れて、思わず奥へと進みたくなるような空間をデザインしました。
東武スカイツリーラインの沿線価値向上に向けたシンボルプロジェクトとして、獨協大学前エリアに、“カラダとココロの五感を満たすみんなに「心地よい暮らし」”を提案する場所をコンセプトとした商業施設「TOBU icourt/トーブ イコート」が開業しました。 本施設には、獨協大学をはじめとした教育・文化施設や松原団地記念公園などが位置するこのエリアの特徴を生かし、食生活提案型の大手スーパーマーケットのほか、多様化するライフスタイルのデイリーニーズを満たす全24店舗で開業しています。 また、行政や住民・大学など地域との更なる連携を図りながら、地域の魅力を高めるまちづくりを推進する拠点としての役割も担い、隣接する公園を使ったイベント開催など、本施設とともにイベントを通じた交流から生まれる新たなつながりによって、地域のにぎわいが継続されていくことを目指しています。 当社は、本施設の開発企画・リーシング・デザイン/設計監修・施設ネーミング/ロゴマーク開発を担当しました。
株式会社カネカ様が手掛ける「ブノワ・ニアン 銀座」です。当店舗は、元エンジニアという経歴を持つベルギー出身のカカオ職人ブノワ・ニアン氏が2005年に立ち上げたチョコレートブランド「ブノワ・ニアン」の日本初の旗艦店であり、日本国内での新規ファン獲得の場であると共に、カネカのブランド発信基地としての機能も備えています。ブノワ・ニアンは「単一農園」「単一品種」のカカオを用いたシングルオリジンが特長で、自らの工房で焙炒から製品まで一貫生産しています。ショコラティエである前に“カカオ職人”でありたいという思いから生まれた「CRAFTSMANSHIP」という精神・哲学を、今回のショップデザインに反映しました。ベルギーの工房の風景からデザインエレメントを抽出し、コンチングマシンのブルーや秤のブロンズなど、色や質感をデザイン要素として取り入れ、日本でのブランドキーカラーを新たに設定しました。また、店内照明にはカネカの製品「カネカ有機EL照明(カネカOLED照明)」を取り入れることで、ショールームとしての役割を付加しました。カネカOLED照明は、面で発光するやわらかな光と、対象物の影ができにくいことが特徴です。ショコラトリーと照明のショールームという2つの目的が両立する空間をデザインしました。
「SOSiLA」は、人と社会をつなぐ新たな物流施設のブランドです。物流の効率化(Efficiency)、環境への配慮(Ecology)、安全性・BCP対応(Safety)、快適な労働環境(Amenity)がテーマとなっており、習志野茜浜2号棟は、ブランド初となる改修プロジェクトでした。当社は、コンセプトからの立案、そしてアプローチ、風除室、エレベーターホールの設計施工を担当しました。
オカムラ様が「波打ちまざり、つながる場。」をコンセプトに開設した共創空間のひとつである“Sea”は、さまざまな文脈で東京に集まる人たちが、しがらみを脱ぎ、好奇心でつながり、共創を起こす場となっています。このたび、オカムラガーデンコートショールーム内への移設リニューアルに伴い、当社は、デザイン監修と内装造作工事の施工を担当し、オカムラ様のクリエイティブチームとの連携を図りました。
ブルドックソース館林工場がTATEBAYASHIクリエイションセンターへと生まれ変わり、ソースの魅力を伝える見学施設が開設されました。社員の方々から自社製品への深い想いを丁寧にヒアリングしながら制作を行いました。120年の長い歴史について伝えるヒストリーエリアでは、象徴ともいえる角ボトルを内装のモチーフとし、漫画風のグラフィックをロゴマークでもあるブルドッグ自らが語ってくれるコンテンツで運営負荷を考えた設計となっています。ソースへのこだわりと自然の恵みでできていることをアピールする展示エリアでは、小さなハンズオン什器や、製品の構想から製造までの工程をたどれるすごろくグラフィックなど、来場者が自主的に学べる要素を盛り込みました。工場見学エリアでは、製造工程を伝える映像やグラフィックに加えて、製造スピードや安心安全を伝えるグラフィックで学びの要素を強くし、社会科見学にも活用できるような要素をちりばめています。
東武鉄道の新型特急スペーシア Xの運行開始に合わせた、東武スカイツリーライン「浅草駅」・東武日光線「東武日光駅」のリニューアルプロジェクトです。このプロジェクトは、「つなぐ」をコンセプトとしており、スペーシア Xに乗る前から降りた後までの空間につながりを持たせることを目的としました。また、”つなぐ”というコンセプトには、「日光の旅へと”つなぐ”」、「新旧の駅舎デザインを”つなぐ”」、「沿線地域の歴史や文化を未来へと”つなぐ”」、「創り手の技術や想いを使い手へと”つなぐ”」など、いくつかの意味を重ねています。 “つなぐ”を体現する駅舎デザインとして、栃木県産材の積極的な活用や、日光の自然や歴史文化からひもといたモチーフをデザインに取り入れ、東武鉄道の新たな取り組みとしての“環境保全”や沿線地域の“文化発信”も目指しています。また、その取り組みを伝えるために、“つなぐ”を題材としたグラフィックポスターの制作も当社が担当し、浅草駅・東武日光駅の駅構内に展示しました。
2019年、利根工場に新設されたヨーグルトの製造棟です。この新棟において、子どもたちが楽しみながら身近な牛乳・乳製品への理解を深めるとともに、SDGs目標達成に向けて食の安全を守る工夫や環境に配慮した取り組みを学べる工場見学施設を併設するプロジェクトです。当社は、施設のコンセプトから、空間デザイン、展示設計制作、コンセプトムービーを始めとした各種コンテンツ制作まで、トータルにプロデュースしました。
「都会の中のバルコニー」をコンセプトとしたオールデーダイニング「Balcony by 6th」と、“愛好家”たちのためのバーラウンジ「The Lovers' Lounge」は、麻布台ヒルズ・タワープラザ3階にオープンしました。有楽町で長年愛された「6th by Oriental Hotel」が、歴史の継承と新しい街との調和をテーマに、多くの方がより利用しやすく心地よい飲食空間に生まれ変わりました。「Balcony by 6th」麻布台ヒルズ周辺を見渡せる、開放的で心地よいテラスとボタニカルな雰囲気で、都会の中に緑が溶け込むここにしかない景色が拡がります。ランチ・カフェ・ディナー・バーまで利用できる約200席のオールデイダイニングで、オープンキッチンから生み出されるイタリアンベースの多国籍料理を楽しめます。「6th by Oriental Hotel」を想起させる“クラシカル&オリエンタル”というテイストを再解釈。周辺環境の要素や色を取り込んだ設えで多様な居場所をつくり、利用者がシーンに合わせて自由に楽しめるくつろぎの場を提供しています。「The Lovers’ Lounge(バー)」“愛好家”たちのためのバーラウンジ。好きなことを好きなだけ、考えたり語り合えたりする憩いの場所として「Balcony by 6th」に隣接します。お食事前の待ち合わせや、食後のひと時を過ごす場として、全国から厳選したジャパニーズウィスキーや種類豊富なシグネチャーカクテルなどを、一杯から気軽に楽しんでいただけます。商業施設内は珍しい落ち着いた空間でこだわりのカクテルやウィスキーを愉しんでいただける店内には、「6th by Oriental Hotel」で使われていたインテリアを一部用いるなど、アンティークな側面も備わります。
中国本国でミシュランの星保有数が最も多い中華レストランの初の海外出店です。インテリアデザインは香港に拠点を置くデザイン会社が手掛けており、当社は海外デザイナーによる難易度の高い設計のローカル設計業務と、高い完成度が求められる施工業務を担当しました。
「としまえん」跡地に建設された「スタジオツアー東京(ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 – メイキング・オブ・ハリー・ポッター)」オープンに伴う、西武鉄道線「豊島園駅」「池袋駅」のリニューアルプロジェクトです。■豊島園駅「イマジネーションが日常に溶け込む駅」をコンセプトに、日常と非日常空間をつなぐゲートをイメージしたシンプルなデザインに、魔法の世界を感じられる仕掛けをプラスした駅舎となっています。ホーム上の柱や駅名標、自動販売機などは、ホグワーツ魔法魔術学校へとつづく「ホグズミード駅」を彷彿とさせる赤を基調とした意匠に改修しました。また、ファサード上部のガラス面を使用した、シースルーLEDによる映像を時間帯やシーズンごとに変化させ、浮遊感のある魔法を感じる演出としました。さらに、2020年8月に閉園した「としまえん」のレガシーとして、模型列車や電話ボックスオブジェ、ベンチ、としまえん内で育った木を使用したオブジェなどを新たなコンセプトに合わせてリメイクし、展示することで、地域の皆さまからも親しまれる駅となりました。■池袋駅英国・ロンドンにある「キングスクロス駅」を参考にした、豊島園行きの電車が主に発着する1・2番ホームの壁面をレンガ調に、駅サインもネイビーを基調に改修しました。「ファンタジーの世界へつづく道」をコンセプトに、随所に魔法使いやフクロウのイラストを施すことで魔法の世界観を創出し、魔法の世界へつながる玄関口の駅となりました。
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