本ホテルは那覇市の国際通り近くに位置し、客室数は全88室です。4つのレストラン、プール、ジェットバス、サウナ、ジムなど、多様な空間を内包しています。沖縄ならではの多様な文化が融合したミックスカルチャーからインスピレーションを受け、ミッドセンチュリーモダンをデザインコンセプトとし、まるで昔からそこに建っていたかのような物語性のあるホテルを目指しました。
客室においてはトレンドに左右されない仕上げを希望、特にシートやクロスは経年変化による味わいが生まれづらいため使用を控える点と、ミッドセンチュリー当時には存在していなかったダウンライトの採用をなるべく抑える点について、ご要望がありました。
客室においてはコストと質感を両立させるために、床をはじめ、腰壁や造作にフローリング材を多用しながら、マテリアルを絞ることでスケールメリットを出し、課題解決につなげました。
また、塗料の微妙な凹凸による陰影と、外部と内部で仕上げが連続することを意図しながら、昔ながらの吹き付け塗装とローラー塗装を各部で採用しました。加えて、客室の照明計画においては、居室部は間接照明と意匠照明で明るさを確保することで、ダウンライトを極力使用しない空間を実現しました。
- オープン
2023
- 所在地
沖縄県
- クライアント
株式会社Plan・Do・See様
- ソリューション
デザイン、基本設計
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