首里城復興展示

首里城は令和元年10月31日に発生した火災を受け、現在復元・復興が進められています。
首里城周辺の地域住民や県民、国内外に暮らす沖縄にルーツを持つ人、観光客、復元事業の関係者など多方面にわたる主体の想いを紡ぎながら、火災の記憶、現場で始まる復元の姿、首里城が有する歴史文化を伝えるとともに、首里城の復元・復興に向けたさまざまな行事や催事などを行うことを通して、沖縄のアイデンティティ・シンボルである首里城の「令和の復興」を目指しています。
令和3年10月一般公開用に新たに見学デッキ通路が設置され、当社では有料区域へ誘導するためのサイネージ、復興の作業風景を伝える仮囲い用のグラフィック、復興までの活動や首里城の詳細内容を伝える解説グラフィックを制作しました。


【社会課題/お客様の課題/ご要望】
・「首里城正殿復興」の認知度アップと本体工事への期待感を醸成し、欠損した御庭の概要を中心に復興工事計画の内容が伝わる展示計画を行いたいこと。
・来館者をはじめ、さまざまな主体の想いを紡いで、魅力アップに繋げること。
・沖縄特有の課題として、台風や高温多湿な気候や塩害に耐えうる仕様であることを前提に制作を行うこと。
以上のご要望や課題がありました。


【解決策】
有料区域へ誘導するためのサイネージでは、見所を紹介し、正殿復興の認知度アップと首里城公園全体への関心を高める内容としました。
入り口の奉神門前の仮囲いには、往時の首里城正殿の姿から始まり、復興工事の作業風景、そして現代の催事の様子が分かるグラフィックを、一繋ぎで結ぶことで、 復興の作業と工程が直感的に分かるデザインとしました。
また、そのほか仮囲いに取り付けた詳細解説では、在りし日の首里城と今後の工事内容の解説で構成し、工事の進捗による移設や台風時に考慮し、脱着できる仕様としました。


<当社プロジェクトメンバー>
【営業・プロジェクトマネジメント】三輪 晴也、山瀬 浩子
【企画】藤居 重雄、末田 ゆか
【デザイン・設計】湯浅 忠、三條場 未紗
【構造設計】丹田 勝巳
【製作・施工】井上 禎⼈


オープン:
2021年
所在地:
沖縄県
クライアント:
内閣府 沖縄総合事務局様、国営沖縄記念総合事務所様
業務内容:
企画、デザイン・設計、サイン・グラフィックデザイン、什器制作、コンテンツ設計・制作

首里城復興展示の空間プロデュース