River City 21 East Towers

1991年、今からちょうど30年前。リバーシティ21イーストタワーズは、東京ウォーターフロント開発のさきがけであり、眺望を重視したタワー型高層マンションの原型として竣工しました。

立地は、中央区佃2丁目にあり、最寄りが月島駅でありながら、東京駅や銀座駅からもスムーズにアクセス出来る優れた立地環境であり、多様な入居者がいるエリアです。
江戸時代は、石川島とも呼ばれ、現代の街並みの中に月島ならではの食文化や下町情緒漂う商店街など昭和の歴史を随所に感じられ、都内でも独自の文化が形成されています。

本プロジェクトは、公開空地を含むマンション群(4棟)を大々的に改修し新たな入居者の受け入れとともに、新たに資産価値を上げることを目的として計画されました。


【解決策】
お客様の課題解決にあたり、自分の家である1st Placeの周りに、2nd Place としての機能と、3rd Placeとしての時間をつくるという「1.5 Place」という言葉を新たにコンセプトに掲げて計画しました。また、入居者に対するアンケートの実施・分析を通して、新設する居室・空間機能やデザインの方向性に乖離がないことの裏付けをおこないました。

特にアンケート分析からも明確になった入居者の要望に応えるべく、エントランス、集会室、ラウンジなどの機能性向上だけではなく、多様な住まい方・働き方、集い方を想定したコワーキングスペースや、コミュニケーションが生まれる場所を計画しました。これにより「社会性が高く利他的な空間」や「時間が経つごとにその価値が高まるような空間」を創出し、入居者満足度の向上とともに、新たな魅力づくりの実現に結び付けました。

また、SDGsの観点についても提案し、一般論で語られる持続可能な経済的かつ社会的なあり方の解決だけでなく、このプロジェクトにおける場所性やユーザー視点を理解することで、伝統、文化、風土といった暮らしの環境にも影響されるものにも配慮しながら、デザインコンセプトやマテリアルに意味性を持たせて、本物件に適したあり方を実現しました。
当社はこれら解決策の実現にあたって各セクションが三位一体となり、デザイン・設計・プランニング・リサーチ・推進・施工能力を確実に活かすことで顧客の要望に迅速かつ的確な対応をおこないました。


<当社プロジェクトメンバー>
【開発】北井 琢也、辰巳 果由
【営業・プロジェクト推進】辰巳 果由、中籔 翠
【リサーチ・分析】村田 小百合、市川 愛
【総合ディレクション】no.10:青野 恵太
【デザイン・設計】no.10:横山 尚明、富田 弦、荒木 万愉、富岡 明日香
【サイン・グラフィックディレクション】no.10:富岡 明日香
【プロダクトマネージメント】福田 学、新井 崇
【設備設計】太田 昂弥
【制作・施工・現場監理】新井 崇、近田 勝美、笹 恭輔


オープン:
2022年
所在地:
東京都
クライアント:
アクサ・インベストメント・マネージャーズ株式会社様、ケネディクス株式会社様、ケネディクス・インベストメント・パートナーズ株式会社様
業務内容:
調査、企画、デザイン・設計、サイン・グラフィックデザイン、環境デザイン、設計監理、什器制作、制作・内装施工、制作・建築施工

River City 21 East Towers Ⅰの空間プロデュース実績