首都圏での金沢クラフトの魅力の向上と発信力の強化に向けて、商業施設6階にあった「dining gallery 銀座の金沢」を工芸の本格的なギャラリーとして銀座5丁目の路面店に移転・開設するプロジェクトです。これまで培ったブランド力を活かし、金沢と世界、文化とビジネス、伝統と革新を結ぶ新しい舞台をつくり、金沢の工芸の魅力を世界に向けて発信するとともに、若手工芸作家の育成につなげます。
・金沢の工芸の魅力発信、ブランド力向上
・工芸品の販路拡大
・金沢の工芸ファンの裾野拡大
・世界で活躍する作家の育成、発信
以上のご要望がありました。
1階は若い世代の工芸アート作品を展示・販売する場として、2階は旧店舗のギャラリーを踏襲し、生活工芸や希少伝統工芸品などを展示・販売する場として、各フロアごとに作品の魅力を引き出す機能を持たせました。
1階では金沢らしい伝統的な意匠をアレンジした格子型パーテーションを設置し、商談スペースを設けました。また、数寄屋通りとみゆき通りの交差点に位置することから、それぞれの通りに面する2つの大きな窓を生かし、来街者に向けて、作品の魅力を発信できるようなウィンドウスペースを設置しました。2階では展示と収納とが兼用可能な可動式什器を配置し、ワークショップ時にはテーブルとしても利用できるようにするなど、フレキシブルに活用できるよう工夫しました。
- オープン
2024
- 所在地
東京都
- クライアント
金沢市経済局クラフト政策推進課様
- ソリューション
企画・基本構想、デザイン・設計、サイン・グラフィックデザイン、什器制作、コンテンツ設計・制作、制作・展示施工
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