概要
国内外から多様な目的を持つ人々が行き交う東京・八重洲において、単なる情報提供の場ではなく、「旅の目印(きっかけ)となる案内所」をコンセプトに設計しました。多摩産材を使用し、江戸文化を想起させる意匠を取り入れることで、「Old meets New」を体現する空間を創出しました。
観光情報を効率的に提供するだけでなく、訪れる人の興味や好奇心を喚起し、旅のきっかけを生み出すことを目指しています。八重洲という国際的な玄関口から、東京が持つ多面的な魅力との出会いを促す観光案内拠点です。
課題・要望
国内外から訪れる旅行者の多様なニーズに応え、都内および日本各地の観光情報を効果的かつ分かりやすく提供すると共に、先進技術を活用した新たな観光案内機能を導入することで、東京全域への周遊促進につながる観光拠点の実現が求められました。
解決策
〇来訪者を引き込むシンボルの創出
施設のシンボルとして大型提灯を設置しました。入口正面に配置することで来訪者や通行者の視線を引き付け、施設への誘引を図っています。また、提灯には東京の文化や季節の魅力を表現する映像を投影し、東京らしさを発信しています。
〇デジタルコンテンツによる観光情報発信
ビジュアルを中心に東京の魅力を発信するサイネージを導入し、目的地が定まっていない旅行者にも新たな発見の機会を提供しました。直感的に情報を得られる構成とすることで、国内外の幅広い利用者に東京の魅力を伝えています。
〇「旅くじ」による周遊促進
行先のヒントが記された「旅くじ」が引ける引き出しを日本地図型に設置しました。「Find Your +1」をコンセプトに、利用者自身では見つけにくい地域や文化との偶然の出会いを創出しています。また、新たな旅先との接点を生み出すことで、東京を起点とした周遊促進につなげています。
〇江戸文化を感じる空間デザイン
木を基調とした空間に江戸の伝統色を取り入れ、温かみと東京らしさを両立した空間を計画しました。また、入口には暖簾を設けることで、訪日観光客にも江戸文化が分かりやすく伝わる観光案内所としています。
お客さまの声
江戸の趣を感じられる温かみのある空間の中で、デジタルコンテンツを効果的に活用し、東京の魅力を分かりやすく発信できる拠点となりました。伝統と先進性が調和した案内所として、国内外の来訪者の興味を喚起し、東京各地への周遊促進につながっていると感じています。
プロジェクトメンバー
基本情報
- オープン
2026
- 所在地
東京都
- クライアント
東京都様
- ソリューション
企画・基本構想、デザイン・設計、サイン・グラフィックデザイン、テナント内装設計、什器制作、コンテンツ設計・制作、制作・展示施工、制作・内装施工
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