概要
横浜スタジアムに隣接する大規模複合施設街区「BASEGATE横浜関内」内に開業した、日本最大級の常設型ライブビューイングアリーナ「THE LIVE Supported by 大和地所」の企画、内装デザイン、内装施工を担当しました。
施設デザインコンセプトは「WAVE」。かつて海辺の街であった関内の歴史や、ジャズ文化、そして横浜スタジアムに広がる歓声や熱狂といった、この街に息づく目には見えない“波動”を空間全体で表現しています。
館内には波形をモチーフとした曲線状のLED照明を設置し、映像・照明・音響が連動する演出により、これまでにない臨場感あふれるライブ体験を実現しました。1階には大型LEDビジョンとステージを中心に、9つの飲食店舗を備えたフードホール「LIVE FOOD HALL」を計画しました。2階には横浜DeNAベイスターズのグッズを豊富に取り揃えたフラッグシップショップ「BAYSTORE Flagship YOKOHAMA」と観覧席を設け、吹き抜けを介した一体感のあるライブビューイング体験を創出しています。さらに、3階「FOOD TERRACE」には屋上テラス付きレストランを配置し、街とスタジアムの賑わいを感じられる新たなエンターテインメント拠点を実現しました。
課題・要望
施設に隣接する横浜スタジアムでのホームゲーム開催日(年間約70試合)だけでなく、試合のない約300日においても、年間を通じて街に新たな賑わいを生み出す拠点を創ることが大きな目標でした。また、2階のフラッグシップショップや3階の飲食エリアへお客さまをスムーズに導き、施設全体の回遊性と滞在価値をより一層高めることも求められていました。さらに、施設中央の大規模な吹き抜け空間を最大限に生かし、フロアを越えて人々の熱気やライブ体験を共有できる、一体感あふれる空間の実現を期待されていました。
解決策
施設全体のデザインは、横浜DeNAベイスターズや野球の要素を取り入れながらも、野球ファンに限定されない幅広い来館者を惹きつける空間を目指しました。また、施設全体に巡らせた曲線状のLED照明には調色機能を備え、スポーツ観戦やライブイベント、日常利用など多様なシーンに対応できる可変性を持たせています。さらに、1階と2階では柱デザインやライン照明の意匠を連続させることで、フロアを越えた一体感を創出しました。各フロアをつなぐ階段には「蒼き躍動」をテーマとしたグラフィックやユニフォーム展示を設え、上階へと期待感を高めながら誘導する演出を施しました。
プロジェクトメンバー
基本情報
- オープン
2026
- 所在地
神奈川県
- クライアント
株式会社横浜DeNAベイスターズ様
- ソリューション
企画・基本構想、デザイン・設計、サイン・グラフィックデザイン、什器制作、制作・内装施工
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