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概要

京葉ガスの千葉県市川市にある市川ショールームを、地域の方々に開かれたコミュニティスペースへと改装しました。
「KeiyoGAS Community Terrace(通称:てらす)」という名称には、人と人、街と暮らしの接点となる「縁側=テラス」を通して、みんなの居場所づくりと、企業コンセプトである“つぎの「うれしい!」へ。”を目指す想いを込めています。

館内も「縁側=テラス」をコンセプトに、地域の方々の自由な活動と多様な過ごし方を受け入れる、みんなの居場所となれるようなデザインとしました。
また、施設スローガン「こどもと、おとなと、まちを照らす。」のもと、利用者がコミュニティづくりに参加できる仕掛けや、地域の暮らしや活動をサポートする取り組みを整備しました。この取り組みを通して、市民や地域とともに成長するコミュニティづくりを目指しました。

課題・要望

「ガスの良さ」を体験・体感していただくというコンセプトで開業したショールームでしたが、エネルギー業界を取り巻く情勢の変化(小売全面自由化など)を受け、ガス・エネルギー会社から「総合生活産業事業者」へとリブランディングを図る京葉ガスにとって、「求められるショールームの意味と姿とは?」を体現する空間づくりをおこなうことが課題でした。

解決策

これからのショールームのあり方についてのブレストを通じて、京葉ガスとユーザーの密な関係性を生み出す場としてこの場を活用する、「脱・ショールーム」という方針を掲げました。地域に寄り添ったコミュニティスペースとして生まれ変わることで、「人や暮らしに寄り添う」という総合生活産業事業者としての企業コンセプトを体現しつつ、京葉ガスと地域の生活者とが共に創り合うコミュニティの形成を目指した空間となりました。

お客さまの声

脱・ショールームを目指し弊社内で検討を始めましたが、具体的な空間づくりに苦慮しておりました。
ご提案を経て「地域密着」といったガス会社が持つ強みと、今後の当社がめざす姿を活かしつつ、弊社内の議論だけでは到底見当がつかないような驚きの提案を多くいただき、またそれらを実現いただきました。
ソフト面、ハード面ともに多岐にわたる検討と多くの会議体がございましたが、毎回とても丁寧にかつ親身にご対応いただきました。このような姿勢はとても心強く、共に創り上げているといった気持ちを弊社メンバーも持ち、このプロジェクトに臨むことができたと振り返っております。

また、ご提案いただいた施設名称を組織名にも反映させていただき、弊社内初の平仮名チームが誕生いたしました。
今回ご担当いただいた皆さま、サポート等で携わっていただいた皆さまに感謝申し上げます。この度は誠にありがとうございました。

プロジェクトメンバー
営業・プロジェクトマネジメント
船津 俊、矢野 凌雅
企画
梶村 直美、勢古口 遥
デザイン・設計
古賀 紗弥佳、田中 麻沙子
制作・施工
鈴木 亜衣、小笠原 倖希
基本情報
オープン

2021

所在地

千葉県

クライアント

京葉瓦斯 株式会社様

ソリューション

企画、デザイン・設計、サイン・グラフィックデザイン、什器制作

ニュース
掲載内容は施設オープン時点の情報です。最新の情報は施設ウェブサイトをご覧ください。

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