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鹿児島市立ふるさと考古歴史館

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概要

【プロジェクト概要文】
先人が残した文化遺産を通して鹿児島市の歴史への市民の理解を深め、個性豊かな市民文化の創造に資することを目的に設置された市立考古博物館。
とくに考古学者気分を味わえる「発掘体験」や土器の形状を調べる道具を巨大化した「巨大真弧で形をとろう」などの体験型展示は大人気で、子どもたちに考古学とそれが明らかにする歴史への興味を育んでいます。
弊社は基本計画、設計、施工を一貫してお手伝いさせていただきました。

【お客様の課題】
開館後20年を経て、老朽化が目立ち、内容や設備の刷新が求められ、最新の研究成果の発表、体験型展示の導入、明るく更新しやすい展示設備の整備を実現するための展示リニューアルとなりました。
計画の方向性は次の三つで、一つ目は「鹿児島らしさ」を追求する地域特化型展示、二つ目は「参加体験の場づくり」をめざす楽しく学ぶ博物館、三つ目は「より利用しやすい施設の実現に向けた環境づくり」としての展示環境の整備です。これにより子どもから大人まで、ふるさとの考古学を楽しく学べる施設の実現をめざしました。

【解決策】
最初に「鹿児島らしさ」を印象づけるのは、吹き抜け空間を見下ろした中央の、桜島を含む鹿児島市全体の巨大な地形テーブルです。各地の遺跡のわかりやすい解説が付いています。
次に「参加体験の場づくり」の代表格は、数々のハンズオンアイテムから成る楽しく考古学を学ぶための体験コーナー。
そして「より利用しやすい施設の実現に向けた環境づくり」として、湿度管理が可能なエアタイトケース、人に優しいユニバーサルデザインの導入、環境負荷の少ないLED照明の設置などきめの細かい提案を行いました。

<当社プロジェクトメンバー>
【開発】藤井 達也
【営業・プロジェクトマネジメント】藤井 達也・楠元 夢樹
【企画】神 剛司・岸田 匡平・西村 世津子
【デザイン・設計】稲野辺 翔 
【制作・施工】井上 禎人・一万田 隼人・末?ア武・亀岡 伸・堀 七重
【保守管理】山田 克己・中村 隆利

基本情報
オープン

2017

所在地

鹿児島県

クライアント

鹿児島市様

ソリューション

企画、設計、制作・展示施工

掲載内容は施設オープン時点の情報です。最新の情報は施設ウェブサイトをご覧ください。

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