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日立オリジンパーク

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概要

日立オリジンパークは「小平記念館」「創業小屋」「大みかクラブ」「大みかゴルフクラブ」の4つの施設から構成される、日立製作所様の新たな原点となる施設です。
中でも「小平記念館」はすべての社員と一般来館者のエンゲージメントを高める未来志向の記念館であり、創業者小平浪平氏の志に触れ、すべての社員に会社のルーツを伝えるとともに、「和・誠・開拓者精神」を胸に、社会課題解決へ挑戦し続けた社会イノベーションの歴史を、地域の皆さまにも知っていただける展示となっています。また、これからの「社会課題を共に考える場」として、参加体験型のシアターを設け、これまでの展示テーマを振り返り、将来への想いを寄せる展示を実現しました。
日立オリジンパークのシンボルとして再復元された創業の原点「創業小屋」では、実機の環境再現に記録映像や立体音響の演出を加え、当時の臨場感を体感することで、創業の息吹を来場者の心に刻む展示となっています。


【社会課題/お客様の課題/ご要望】
1:1956年開設の旧記念館の展示を踏襲しつつ、30万人を超える従業員のエンゲージメントを高めたい
2:更新されるプロジェクトの歴史に対応できる展示替えに柔軟な環境としたい
3:グローバル社員から地域住民に至る、すべての来館者とのコミュニケーションを図るデジタル環境を整備したい
以上のご要望がありました。


【解決策】
1:展示コンセプトを「Employee Journey」として、展示ストーリーを組み立てることで、創業者の志への共感と企業理念を自ら成長させ決意表明できる参加体験型の展示を実現し、従業員のエンゲージメントを高めることとしました。プロローグ展示は、創業者小平浪平氏の志に触れるイントロダクションから始まり、来館者を日常から創業の時へと誘うタイムトリップする体感シアターです。社会イノベーションの歴史展示ストーリーは、「和・誠・開拓者精神」を胸に、社会課題解決へ挑戦し続けた日立従業員の姿を空間全体に連続する紗幕で表現し、「情景浮遊」する感覚で歴史を探勝するイマーシブな空間デザインとしました。                
2:社会イノベーションの歴史テーマの入れ替えに考慮した、シームレスな展示ケースのデザインと展示解説のシステム化をおこないました。展示室全体に連なる大画面の紗幕グラフィックは、脱着可能なバトンレールを採用し、常に更新できる舞台装置としての機能を果たしています。                      
3:これからの「社会課題を共に考える場」として、参加体験型のシアターを設け、これまでの展示テーマを振り返り、将来への想いを寄せる展示をエピローグとしました。来館者自らのメッセージを発信できる展示システムを採用することで、国内外の社員や一般来館者とのコミュニケーションを高めるインタラクティブシアターを実現しています。 また、展示解説はすべて英語併記とし、加えて来館者が興味を示した展示テーマや社会課題へのメッセージに対する共感度を可視化するデジタルコンテンツを制作しました。


【お客様の声】
今回のプロジェクトでは、乃村工藝社の皆さまにも当社グループの企業理念・創業の精神を深くご理解いただいた上で、企画・設計を担当いただきました。
新型コロナウイルスの影響で、オンライン中心の打合せとなり、さまざまな点で難しさを感じましたが、貴社の幅広い知見を活かした展示方法等を検討、提案いただきました。
日立オリジンパークが、従業員やステークホルダーに当社の原点を伝え、将来に思いを寄せる場となることを確信しております。


<当社プロジェクトメンバー>
【営業・プロジェクトマネジメント】小笹 恒
【クリエイティブディレクション】CIC:宮越 庸一
【デザイン・設計】中川 百合、杉本 渉、CIC:玉井 佑季
【展示プランニング】竹内 東子
【プロダクトディレクション】松田 有史、榊 和真                                                      
【テクニカルディレクション】CIC:貴志 晃充、山下 優子、日比野 匠

基本情報
オープン

2021

所在地

茨城県

クライアント

株式会社日立製作所様

ソリューション

企画、デザイン・設計、サイン・グラフィックデザイン、環境演出装置設計・制作、コンテンツ設計・制作、制作・展示施工、制作・内装施工

受賞

「2023年度グッドデザイン賞」グッドデザイン賞(企業ミュージアム)
「Sky Design Awards 2023」ShortList(Multimedia & Visual included Exhibition部門)
「iF Design Awards 2023」(Interior Architecture部門)
「ディスプレイ産業賞」入選(1.文化・公共施設部門)
「日本空間デザイン賞 2022」Shortlist(08.博物館・文化空間)

掲載内容は施設オープン時点の情報です。最新の情報は施設ウェブサイトをご覧ください。

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