乃村工藝社、日本最大級のデザイン&アートフェスティバル「DESIGNART TOKYO 2026」に出展

乃村工藝社「SEPARATION 空間をほどく」、UACJ×乃村工藝社「アルミは動き出す」を出展
REFINVERSE Group Designed by 乃村工藝社 no.10「=(イコール)」に当社デザイナー参加
乃村工藝社は、2026年10月30日(金)から11月8日(日)まで開催される「DESIGNART TOKYO 2026」に、乃村工藝社「SEPARATION 空間をほどく」、UACJ×乃村工藝社「アルミは動き出す」を出展します。また、REFINVERSE Group Designed by 乃村工藝社 no.10「=(イコール)」に当社デザイナーも参加し、これら3プロジェクトを同会場にて開催します。
※当社が参加するプロジェクトの出展期間は10月30日(金)から11月3日(火)
当社は「一人ひとりの『クリエイティビティ』を起点に空間のあらゆる可能性を切り拓く」をビジョンとし、人々の心が豊かになる空間づくりに取り組んでいます。その一環として、私たちは社会課題にクリエイティブな視点で挑戦し、アウトプットを通した発信・交流・イノベーションの循環をつくるため、国内外のデザインイベントの出展を続けています。「DESIGNART TOKYO 2026」についても、昨年に続き新たな展示でチャレンジします。
■乃村工藝社「SEPARATION 空間をほどく」

過去3回の出展でも、当社はサステナブルな社会に向けて、問いとデザインアプローチを行いました。今回の「SEPARATION 空間をほどく」は、未来へ資源をつなげていくために、設計の段階から解体後やその先のことまで見据えるプロジェクトです。
私たちが携わる空間づくりの中には、つくってから壊すまでのサイクルが短いプロジェクトも多く、そのたびに廃棄物が発生します。なかでも、さまざまな素材が複合的に使われ、解体時の分別が難しい「混合廃棄物」は、再利用や再資源化を難しくし、資源循環を進めるうえでの課題の一つになっています。現在、当社の工事現場から排出される廃棄物のうち、混合廃棄物は約40%※を占めています。リサーチの過程で産業廃棄物処理の現場を訪れ、その実態に触れたことで、私たちがこれまで抱いていた課題認識は、より鮮明な実感を伴うものとなりました。
乃村工藝社では、これまでも空間づくりに伴う廃棄物の削減に努めてきました。混合廃棄物量を低減し、より持続的な空間づくりを実現するためには、空間を構成する壁や家具を解体時に素材へと分離できるような設計の視点も必要だと考えました。未来へ資源をつなげていくために、空間のライフサイクル全体を見据えることは、空間づくりに携わる私たちだからこそできることだと、強く感じています。
今回の取り組みでは、これまで培われてきた合理的な納まりやものづくりの知恵を異なる視点から捉え直し、さらに現代の科学技術を手掛かりとすることで、空間を構成する素材が次の循環へとつながる、新たなデザインの可能性を探ります。
※乃村工藝社における解体工事を含む建設廃棄物に占める混合廃棄物の割合(2023年~2025年3か年の平均)
展示概要
展示名: 「SEPARATION 空間をほどく」
展示期間: 2026年10月30日(金)~11月3日(火・祝) ※入場無料
営業時間: 10月30日(金)~11月1日(日) 10:00~20:00、11月2日(月)10:00~17:00、11月3日(火・祝)10:00~18:00
展示会場: 東京都渋谷区猿楽町18-8ヒルサイドテラスF棟
参加クリエイター: 株式会社乃村工藝社 清水良輔、渡辺淳、吉田敬介、平山淑貴、佐野しおり、大栁友飛、伊藤駿
DESIGNART TOKYO 2026公式: 出展概要 インタビュー記事
■REFINVERSE Group Designed by 乃村工藝社 no.10「=(イコール)」
廃棄物を資源として新しいモノづくりを行なっているリファインバースと、乃村工藝社 no.10によるプロジェクトです。ゴミと資源の境界を見つめ直し、「ゴミ=資源」という新たな価値観を通じて、すべてのモノが等しく価値を持つ未来を提案します。

私たちは日常の中で「資源」と「ゴミ」を異なるものとして捉えています。資源は自然が生み出した必要なもの、ゴミは人間が生み出した不要なもの。こうした考え方は、私たちの暮らしの中に広く浸透しています。私たちが「ゴミ」と呼んでいるものの多くは、役割を終えただけであり、物質自体の価値まで失われたわけではありません。使われなくなった漁網、牛乳パック、カーペットなども、視点を変えれば新たな素材として再び社会に必要なものとして循環することができます。つまり、ゴミとは「価値を失ったもの」ではなく、「価値を見失った資源」と捉え直すことができます。
リファインバースは独自の技術によって、これまで廃棄物とされてきたものを新たな素材へと再生し、「ゴミ=資源」という価値観を提案してきました。これは「ゴミ」という言葉によって見失った価値を再び見出し、新たな資源として次の循環へと受け継いでいく取り組みです。
本展示では、この価値観を象徴する記号として「=(イコール)」をコンセプトに据え、「すべてのモノは等しく価値を持つ」という考え方を表しています。「資源」と「ゴミ」を分けているのは人が与えた価値の違いです。その境界を取り除くことであらゆるものは次の循環を担う資源となり、それぞれが等しい価値を持つ存在として捉えることができます。
「=」という記号を通して、「資源」や「ゴミ」だけではなく、すべてのモノが等価であるという価値観を提案します。
私たちは、廃棄物を資源として「新しいモノづくり」を行なっている会社です。
捨てるしかなかったものから素材や製品を生み出し、商業的に成立させる。
それは環境問題の解決に貢献するだけでなく、世の中に新たな価値を創出します。
ビジネスの力で、循環型社会の実現へ。ごみを富に変える会社。
https://r-inverse.com/
no.10は、空間デザインを通じて国内外の境界を越え、世界各地のプロジェクトに参画する、乃村工藝社のグローバルデザインチームです。乃村⼯藝社は、商業施設、ホテル、企業PR施設、ワークプレイス、博覧会、博物館など人が集う多様な空間において、構想から、調査・企画、デザイン・設計、制作・施工、運営・活性化までを⼿掛ける空間の総合プロデュース企業です。
https://www.no-10.jp/
展示概要
展示名: REFINVERSE Group Designed by 乃村工藝社 no.10「=(イコール)」
展示期間: 2026年10月30日(金)~11月3日(火・祝) ※入場無料
営業時間: 10月30日(金)~11月1日(日) 10:00~20:00、11月2日(月)10:00~17:00、11月3日(火・祝)10:00~18:00
展示会場: 東京都渋谷区猿楽町18-8ヒルサイドテラスF棟
参加クリエイター: 株式会社乃村工藝社 no.10 青野恵太、横山尚明、西原海
DESIGNART TOKYO 2026公式: 出展概要 インタビュー記事
■UACJ×乃村工藝社「アルミは動き出す」
グローバルに事業を展開するアルミニウム総合メーカーである株式会社UACJと乃村工藝社とのコラボレーションにより、持続可能な素材であるアルミニウムのまだ知られていない姿を探し、その魅力と可能性を拡張していくプロジェクトです。

工業素材であるアルミニウム。私たちの営みの中に当たり前に存在するこのマテリアルは、近代工業社会の中で、人間の目的に合わせて均質に制御されてきました。そうした一方向の関係の中で、いつしかアルミニウムは、硬質で均質な「動かない工業素材」という印象を私たちに与えるようになりました。しかし、それは加工によって制御された、アルミニウムの一状態に過ぎません。
水のように溶け、布のように曲がり、水面のように光を揺らしながら反射する。
そこには、有機物のように自由に動き出すアルミニウムの姿があります。「アルミは動き出す」は、そんな自由で、まるで意思を持つかのようなアルミニウムの瞬間に焦点を当て、素材に正面から向き合い、その可能性を探る展示です。
伸ばす。曲げる。削る。光を当てる。
私たちから一方的に形を与えるのではなく、ときに素材の動きを受け入れながら、アルミニウムそのものが持つ性質や振る舞いに目を凝らすことで、これまで見過ごされてきたさまざまな表情が見えてきます。そして、役割を終えれば、溶かされ、姿を変え、再び私たちの営みへと戻っていきます。
本展示では、私たちがアルミニウムと向き合う中で見つけた、柔らかさ、揺らぎ、偶然性、そして循環していく性質を、ひとつの試行としてひらいていきます。素材への新たな視点を通じて、アルミニウムの魅力と可能性、そして持続可能な素材とのこれからの関係を考えるきっかけを提案します。

株式会社UACJ(ユーエーシージェー)は、グローバルに事業を展開するアルミニウム総合メーカーです。「アルミでかなえる、軽やかな世界」をスローガンに掲げ、素材の力を引き出す技術で、持続可能で豊かな社会の実現に貢献することを目指しています。
飲料缶、自動車、IT 機器、空調、航空宇宙・防衛などの幅広い分野に、アルミニウムの板、箔、押出、鋳鍛、加工製品を提供しています。アルミ圧延を開始してから125 年以上にわたり受け継いできた技術を生かし、人びとの暮らしや産業を支えています。また、アルミニウムの循環型社会構築に向け、さまざまな領域でリサイクルを推進しています。
https://www.uacj.co.jp
展示概要
展示名: UACJ×乃村工藝社「アルミは動き出す」
展示期間: 2026年10月30日(金)~11月3日(火・祝) ※入場無料
営業時間: 10月30日(金)~11月1日(日) 10:00~20:00、11月2日(月)10:00~17:00、11月3日(火・祝)10:00~18:00
展示会場: 東京都渋谷区猿楽町18-8ヒルサイドテラスF棟
参加クリエイター: 株式会社乃村工藝社 小川直人、藤村完、日野隼輔(以上デザイナー)、齊藤弘一郎(制作管理)
DESIGNART TOKYO 2026公式: 出展概要 インタビュー記事
関連情報
| イベント名 | DESIGNART TOKYO 2026 |
|---|---|
| イベント概要 | DESIGNART TOKYOは、「INTO THE EMOTIONS ~感動の入口~」をコンセプトに、2017年にスタートしたデザイン&アートフェスティバル。世界屈指のミックスカルチャー都市・東京を舞台に、インテリア、アート、ファッション、テクノロジー、フードなど、国内外の多彩なジャンルをリードする才能が集結し、街の各所で展示を繰り広げます。10年目を迎える今年のテーマは「Hibiki」。銀座のKK線(旧東京高速道路)をメイン会場に、約70会場で五感に響く独創的な作品を紹介。東京の街を巡りながら、心に響く未来の名作との出会いをお楽しみください。 |
| 会期 | 2026年10月30日(金)~11月8日(日) |
| エリア | 銀座・東京・六本木・外苑前・表参道・原宿・代官山・池尻 |
| 主催 | DESIGNART TOKYO 実行委員会 |
| 公式ホームページ |
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