イベント業界における カーボンカリキュレーター標準化|一般社団法人日本イベント産業振興協会(JACE)加盟12社で開発を開始

業界一体となって取り組む脱炭素アクション
乃村工藝社は、一般社団法人日本イベント産業振興協会に加盟する11社と共に、イベント活動プロセスにおける業界標準カーボンカリキュレーターの開発に着手いたしました。
2025年3月5日にサステナビリティ基準委員会(SSBJ)が公表した「サステナビリティ開示基準」に則り、企業側が任意適用を行う動きがすでに始まっております。こうした動きを受け、イベント業界でもカーボンカリキュレーターに関する取り組みが活性化していますが、計測に使用する材料や計測範囲の違いなどから、同じイベントであっても計測値に大きな差異が生じ、目標設定が曖昧になるというケースが見受けられています。
こうした事象の解決に向けて一般社団法人日本イベント産業振興協会所属の有志が集まり、どの会社が計測しても同じ算定結果が出る透明性の高いカーボンカリキュレーターを開発する運びとなりました。イベント業界各社が手を取り合う、共創アクションへの取り組みはこれまで以上にイベントの持つ価値や魅力を向上させ、持続可能な業界発展に寄与すると考えています。
【カーボンカリキュレーター開発の狙い】
従来のカーボンカリキュレーターでは、素材に対する金額換算による算定方法を多く用いています。しかしながら、より精度の高い算定、算定後の削減プラン検討のしやすさを高めるためには、重量換算など測定者によって変動しづらい算定方法をできる限り採用したカーボンカリキュレーターが最適であると、私たちは考えました。そのような考えのもと、株式会社博報堂プロダクツが開発した炭素測定オンラインプラットフォーム“SUSTAINABLE ENGINE CARBON SIMULATOR”※をベースとし、新たなカーボンカリキュレーターの開発に取り組むことを決定しました。サステナビリティ開示基準を満たすツールとして、イベント業界に携わるあらゆる方にご利用いただけるよう、2025年度内のデモ版リリースを目標に開発を進めてまいります。
※ SUSTAINABLE ENGINE CARBON SIMULATOR
株式会社博報堂プロダクツのプロジェクトチーム「SUSTAINABLE ENGINE」が提供する、イベント領域におけるCO2の排出量を精緻に測定・可視化できる、炭素測定オンラインプラットフォーム。イベントの制作工程から廃棄までのCO2排出量やリサイクル率を詳細に算出し、環境配慮型イベントの計画を支援している。
参画会社一覧 ※五十音順
株式会社ジールアソシエイツ
所在地:東京都中央区銀座1丁目19-7 JRE銀座一丁目イーストビル8F
代表者:代表取締役 永門 大輔
株式会社JTBコミュニケーションデザイン
所在地:東京都港区芝3-23-1 セレスティン芝三井ビルディング 12階
代表者:代表取締役 社長執行役員 藤原 卓行
株式会社昭栄美術
所在地:東京都中央区明石町8-1 聖路加タワー25F
代表者:代表取締役社長 小林 大輝
株式会社セレスポ
所在地:東京都豊島区北大塚1-21-5
代表者:代表取締役社長 田代 剛
株式会社丹青社
所在地:東京都港区港南1丁目2番70号 品川シーズンテラス19F
代表者:代表取締役社長 小林 統
株式会社テー・オー・ダブリュー
所在地:東京都港区虎ノ門四丁目3番13号 ヒューリック神谷町ビル3F
代表者:代表取締役社長 村津 憲一
株式会社電通ライブ
所在地:東京都中央区銀座7-4-17 電通銀座ビル
代表者:代表取締役 社長執行役員 髙木 正彦
株式会社乃村工藝社
所在地:東京都港区台場2丁目3番4号
代表者:代表取締役 社長執行役員 奥本 清孝
株式会社博展
所在地:東京都中央区京橋三丁目1番1号 東京スクエアガーデン20F
代表者:代表取締役 社長執行役員 COO 原田 淳
株式会社博報堂プロダクツ
所在地:東京都江東区豊洲5-6-15 NBF豊洲ガーデンフロント
代表者:代表取締役社長 橋本 昌和
株式会社フロンティアインターナショナル
所在地:東京都渋谷区渋谷3-3-5 NBF渋谷イースト
代表者:代表取締役社長 河村 康宏
株式会社ムラヤマ
所在地:東京都江東区豊洲 3-2-24 豊洲フォレシア
代表者:代表取締役社長 齋木 透匡
【業界標準カーボンカリキュレーター開発協力会社】
株式会社メンバーズ 脱炭素DXカンパニー
所在地: 東京都中央区晴海1丁目8番10号 晴海アイランド トリトンスクエア オフィスタワーX 37階
カンパニー社長 :西澤 直樹
概 要: 脱炭素DXカンパニーは、脱炭素社会実現に向けた専門組織として2023年4月に設立。デジタルスキルとLCA(Life Cycle Assessment)やScope1,2,3の算定スキルを兼ね備えたGX人材が、本プロジェクトにおける協議会の運営支援(プロジェクトマネジメントオフィス・PMO支援)や算出ロジックの最適化支援などに伴走し、カーボンカリキュレーターの標準化を支援。
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