乃村工藝社、研究・発見・交流によって空間の未来を考える 未来創造研究所「Creative Lab.」を開設

乃村工藝社は社内研究開発組織「未来創造研究所」にて、企業・研究機関などと共創しながら空間の価値をアップデートする研究・実装を行っています。現在、未来洞察、サステナブルデザイン、インクルージョン&アート、地域デザイン、歓びと感動学、未来のプロトタイピングという6つのテーマに取り組んでいます。2025年2月にはオフィスをリニューアルし未来創造研究所の活動体となるスペース「Creative Lab.」を社内に開設しました。
「Creative Lab.」は人と人がつながり、空間の未来をつくる実験や挑戦を行うためのスペースです。オープンな330㎡の空間には、様々な専門領域を持つ社員が横断的な対話を通して空間の未来を考え、プロトタイプを実際に制作するワークプレイス機能、PoCや実証実験、導入検討が進んでいるプロジェクトを展示し社内外に公開するショーケース機能、研究活動をきっかけとした社外との新たな関係性を構築するコミュニティ機能を備えています。空間を構成する床材やラックも企業共創によって制作したものを実際に使用。長期的な使用状況を検証し改良に役立てます。
未来創造研究所は「Creative Lab.」での研究・発見・交流を通じた新たな価値創出により、空間のアップデートを進めていきます。
「NOMURA OPEN LAB 2025」の実施
「Creative Lab.」を活用した取り組みの一つとして、空間の未来について共に考える研究交流会「NOMURA OPEN LAB」を開催。社会課題を解決するアイデアや、クリエイティブのインスピレーションになる、多彩なプロトタイプの発表と22本のトークセッションを実施。2週間で社外から400名以上が参加しました。

実施期間:2025年1月24日~2月7日
当日のレポートやプログラムは、こちらからご覧ください。
デザインについて
デザインコンセプト:CREATIVE DEPOT
「DEPOT」には、商品を迅速に流通するための小型物流中継拠点という意味があります。当社はこのスペースを、空間の未来を考えるための多様なアイデアやヒントが集まり、同時に自社内や社会に対して迅速にプロトタイプを制作し提案できる場にしていくことを目指しています。

開発プロダクトの導入と検証
「Creative Lab.」では乃村工藝社が企業と共創し開発したプロダクトを設置し、日常的に使用できる環境としました。来場者にも実際に体験いただくことができるショールームも兼ねています。
開発事例| 木質フロアユニット「WOOD FLOOR UNIT 3.2」

乃村工藝社や三菱地所、リンレイなど国内6社が共同開発による、国産木材を活用した新建材「WOOD FLOOR UNIT 3.2」(特許および意匠権の出願中)。本製品はCLTを活用したフリーアクセスフロアで、床一面に美しい木目が広がる高い意匠性、CLTが持つ高い強度を活かした機能性、木材が持つ炭素固定効果により地球温暖化防止にも繋がる環境貢献機能を有しています。「Creative Lab.」では330㎡に1300枚設置しました。
当社は「WOOD FLOOR UNIT 3.2」の製品化の構想段階から参画し、デザイン・施工技術面を監修、提案したデザインを実装に向け具現化するため、ディテールや施工方法を助言しています。
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