渋谷の新たな次世代型ランドマーク「Shibuya Sakura Stage」7月25日(木)まちびらき|乃村工藝社は、東急不動産専有区画の商業エリアの空間デザイン・設計、施工、内装監理および本事業のデザインアーキテクト監修のもと、企画プロデュースflowplateaux(フロウプラトウ)と共に「INTER-SQUARE」と「さくらCHORUS」の空間デザイン・設計、施工を担当
日本を代表するターミナルである渋谷駅に隣接し、オフィス・商業・教育・文化施設のほか住宅等の多様な機能が立地する桜丘に誕生した「Shibuya Sakura Stage(渋谷サクラステージ)」のまちびらきが2024年7月25日(木)に開催され、いよいよ渋谷の次世代ランドマークが始動します。
乃村工藝社は、東急不動産専有区画の商業エリアとフードホールエリアの空間デザイン・設計、施工、内装監理および、本事業のデザインアーキテクト監修のもと、空間とデジタルを掛け合わせた「INTER-SQUARE」と「さくらCHORUS」の空間デザイン・設計、施工を担当しました。
左:Shibuya Sakura Stage全体外観
先行する渋谷駅中心地区の他施設とともに、交通基盤の拡充、様々な機能の導入による拠点性向上と防災機能の強化を行いながら、国際競争力をさらに強化する大規模複合施設です。
右:平面図
SHIBUYAサイドとSAKURAサイドから構成され、SHIBUYAサイドには「SHIBUYAタワー」「セントラルビル」、SAKURAサイドには「SAKURAタワー」「SAKURAテラス」があります。
商業エリア
SHIBUYAタワー・セントラルビル・SAKURAタワーの低層部には100店舗超を有する商業エリアが広がり、 最先端のトレンドやカルチャーを創出・情報発信します。 購買するだけでなく「体験・情報・発信」ができるーこの商業エリアがつくりだす体験を中心にして、Shibuya Sakura Stageのまち全体を繋いでいくことをコンセプトに東急不動産さま専有部の課題解決を行いました。
左:自由度が高い共有部の仕組み
可変するストラクチャーを組み合わせることにより、共用部の幅を広げ新しい場をつくることができます。これにより、共用部が店舗・POP UP・シーティングスペースに可変します
右:デザインモチーフ
Shibuya Sakura Stageならではの「体験・情報・発信」をストラクチャーでまとめる事でShibuya Sakura Stageのシンボルをつくりました。
左:1階共用部(ストリートマーケット) 右:2階共用部(ストリートマーケット)
4階 FOOD MET (プロデュース/Calrie Inc)
多様な「食の表現者」たちが提供する「食の劇場」。個性の異なる3 つのステージが「美味しい繋がり」をつくりだし、新しい文化やコミュニティーが生まれます。
SHIBUYA SAKURAGAOKA BEER HALL
個性豊かな個店が集まり、それぞれの文化やコミュニティが混ざり合う大人のフードホール。
デジタル空間演出
本事業のデザインアーキテクト監修のもと、企画プロデュース「Flowplateaux(フロウプラトウ)」※と共に、当社は「INTER-SQUARE」と「さくらCHORUS」の空間デザイン・設計、システムハード設計、施工を担当しました。
INTER-SQUARE
ユニット化された映像装置で構成されたメディアファザード。表現者に解放することで、渋谷の多様で刺激的な文化発信の一翼を担うほか、多様な映像表現が建築のイメージと融合することで Shibuya Sakura Stageの強いアイデンティティーを形成します。
動画:https://youtu.be/DJfNFAYwEaU
さくらCHORUS
にぎわい STAGEに立ち並ぶ “さくらCHORUS”は、満開の桜並木のように風を受け、光と音のハーモニーを奏でます。気象、人流、電車の往来などの環境データを取得し、照明、水景、立体音響を連動させた演出を自動生成することで365日いつ見ても変化のある景色を生み出します。
動画:https://youtu.be/68a-8sRLhck
※ Flowplateaux: https://flowplateaux.com/
プロジェクト担当者
商業エリア デザイン 松田 知也
Sibuya Sakura Stage(渋谷サクラステージ)の東急不動産さま専有区画の商環境エリアとフードホールエリアを担当させていただきました。コロナ禍中のプロジェクトでもあり、商業としてはトライ&エラーを繰り返しながらも、「桜丘らしさ」の体験価値創造を目指しました。
プロフィール:2006年乃村工藝社入社。商業空間(専門店・複合施設)からホテル、ラウンジなど幅広い分野のホスピタリティ性の高い空間をデザインしている。2026年には日本橋1町目中地区再開発プロジェクトが竣工予定。
INTER-SQUARE・さくらCHORUS デザイン 吉田 敬介
担当した「INTER-SQUARE」と「さくらCHORUS」は、Shibuya Sakura Stageの賑わいや文化発信を担う作品です。渋谷の文化と桜丘の持つ歴史を大切にしながら、常設の環境演出として長く街へ根付くよう、空間体験の独創性やディテールにもこだわってデザインしました。新たな渋谷の一つのシンボルとなることを願っています。
プロフィール:2014年乃村工藝社入社。空間体験やコンテンツの融合した空間デザインを得意としている。アーティストや建築家などとのコラボレーションを行い、展望施設からプロダクトデザインまでスケールや領域を横断しながら空間デザインを実現している。
関連情報
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