北海道虻田郡の「ニセコ東急 グラン・ヒラフ」ゲレンデ山麓に位置する「マウンテンセンター」の改修を実施しました。本施設は、1階が売店・チケットカウンター、2階はレストランの2フロア構成となっており、今回の改修において、1階の売場面積は1.6倍に拡張、2階レストランは「sanshoku」と名を改め、空間演出と共に全面リニューアルする形となりました。グラン・ヒラフに降り立つゲストをコースに送り出す場所として、また、コースから帰ってくるゲストを出迎える場所としての役目を持つ施設であると解釈し、デザインしました。おおらかに包み込む北海道の自然を、「ヒラフブルー」が象徴する新たにバリューアップされたクールなブランドアイデンティティに溶け込ませ、その要素をリゾート施設ならではの一期一会で賑やかな空間にちりばめることで、ここにしかない、クールでいて、どこか温かみを感じる体験を生む空間づくりを目指しました。