京急電鉄や東京モノレールの駅と接続する羽田空港第1ターミナル地下1階のフードコートを、新たな食のゾーン「Sora Chika」(ソラチカ)としてリニューアルしました。面積・座席数はリニューアル前は約540㎡・130席でしたが、リニューアル後は約1,000㎡・約200席と2倍近くに拡大しました。「旅の始まり、終わりのひととき」をコンセプトに、旅立つ前のしっかりとした食事、ティーブレイク、また機内に持ち込めるお弁当や総菜の購入など、空港を利用するお客さまの多様なニーズに応え、誰もがくつろげる場所となることを目指しました。
KDDI様の新本社内にオープンした、AIやDX技術を活用した「Real×Tech LAWSON」第1号店のプロジェクトです。新店舗デザインの基本構築のほか、AIやDX技術を活用するために、当社のCIC(コンテンツ・インテグレーションセンター)がテクノロジーを活用した高い専門性を生かし、さまざまなアイデアの提案を行い、プロデュースしました。また、ローソン店舗スタッフが着用が着用していた廃棄ユニフォームを床材に、廃棄衣類をパネルに再利用するなど、サステナビリティへの取り組みを意識した店舗を実現しました。店内に設置されたサイネージは都市のさまざまなデータを収集・分析し、連携・活用するためのデータ基盤「都市OS」と連動しており、天気や電車の遅延、街の混雑状況やイベントの情報などが表示されます。その他、店舗内を走る“お掃除ロボ”や、AIカメラにより商品棚前のお客さまの行動(手伸ばしなど)に合わせておすすめ商品を表示する“サイネージ”、日常生活のお困りごとの解決をサポートする“Pontaよろず相談所”など、街のインフラとしてのコンビニを目指した新たな取り組みがふんだんに盛り込まれた店舗となっています。
KDDI様新本社の社員専用フロアにオープンしたレジのない実証実験店舗「ローソン S KDDI高輪本社店」のプロジェクトです。店内のデザイン構築にあたり、当社のCIC(コンテンツ・インテグレーションセンター)がテクノロジーを活用した高い専門性と経験を生かし、システム構築のサポートを行いました。利用者がKDDI社員に限られるため、レジに並ぶことなく決済できる「オフィスローソンアプリ」の採用により、オフィスワーカーの生産性向上につながる価値を提供する店舗を実現しました。また、配送ロボットを導入し、オフィス内で回遊販売も行います。ロボットはエレベーターを利用してフロア間を移動するため、店舗に立ち寄ることなく商品を購入できる、まさに「未来への実験場」と呼ぶにふさわしい店舗となっています。
JR高輪ゲートウェイ駅直結の新商業施設、ニュウマン高輪内に開業した「POSTUDIO(ポスタジオ)」は、日本郵政グループ様による、「好き」をきっかけに思わず日本各地に行きたくなる体験を提供する施設です。POSTUDIOでは、日本各地に点在する「好き」スポットをテーマごとに特集します。併設のカフェで、コーヒーやスイーツを味わいながら、壁一面の大型LEDビジョンに映し出される「好き」なテーマと連動した日本全国のお店や施設などの映像が、来場者を旅気分へと誘います。「好き」から始まる新たな出会いを通じて日本がさらに「好き」になるような場を目指すPOSTUDIOにおいて、当社では内装施工業務を担当しました。
「銀座・新潟情報館 THE NIIGATA」は、新潟県の首都圏情報発信拠点です。地下1階から地上3階と8階の全5フロアで、物販、日本酒試飲コーナー、イベントスペース、レストラン、移住相談窓口など多彩な機能を備えています。当社は地下1階から地上3階までの設計施工業務および施設ブランディング企画・ブランドロゴ開発を担当しました。「米」「酒」「雪」といった新潟がもつ豊かな魅力に加え、「アート」を企画・デザインの軸に据え計画を行いました。随所にちりばめられた新潟由来の素材や展示企画により、新潟の魅力を感じてもらい、新潟に足を運ぶきっかけになるような施設を目指しました。
長年にわたり日本の中国料理界を牽引してきたシェフ・脇屋友詞氏の自社ビルを建築外装から計画したプロジェクトです。本店舗は、銀座四丁目交差点から一歩路地に入った好立地にあり、1~2階の中国料理レストラン、3階の蕎麦割烹「橙」、7階の会員制フロアを脇屋シェフが運営しています。当社は建物のファサードデザインから、直営する3店舗のデザインを担当しました。
ロワジールホテル 品川シーサイドは、全フロアが高層階にあり、16階のフロント・会議室と17階から22階の客室の7フロアで構成されています。このたびのリニューアルで当社は18階の客室50室の改修を担当しました。立地の特性を生かすとともに、観光地へのアクセスの良さに着目しながら、宿泊時の最初の体験にデザインを反映しました。「旅の一歩を刻む始まりの空間」というコンセプトのもと、宿泊体験を細分化し、その“最初の行動”にデザインを添えることで、訪れたお客さまにホスピタリティを感じていただける空間づくりを目指しました。また、この土地ならではの景色を生かすため、FF&Eにはホテル前に広がる港湾地区のコンテナターミナルの色彩を取り入れ、外の風景を借景的に空間に組み込みました。
キャラクター雑貨、玩具の企画製造販売およびコンサルティング事業を手がけるトーマントイズ様の東京本社移転プロジェクトです。急速な事業成長を背景に、オフィスの拡張と企業リブランディングを目的としてスタートし、当社はデザイン設計から内装・造作工事の施工を担当しました。トーマントイズ様のこれまで積み上げられた「クリエイティブ力」と築き上げられた「信頼」を強固な土台とし、親しみやすく柔らかな企業イメージを大切にしながら、今後の成長を見据えた新たな会社の顔を創出しています。レイアウトプランでは、距離感の近さや親しみやすさという社風を空間構成に反映しています。デザインでは、木を基調としたワントーンカラーの素材の組み合わせで、アイディエーションカンパニーとしての知的な雰囲気を表現しました。また、北欧家具をベースとしたFF&Eコーディネートにより、企業イメージの柔らかな空気感を醸成しています。アクセントとして随所に取り入れたコーポレートカラーが空間全体に統一感を持たせ、唯一無二のオフィスを実現しました。
東京・有明のパナソニックセンター東京が2024年12月に閉館したことに伴い、ビジネスのお客様向け展示を東京・汐留に移転し、パナソニックグループの歴史や最新のソリューション、未来像などを実感できる場として「パナソニックコーポレートショウルーム」をリニューアルオープンしました。法人・官公庁などのVIPを対象とし、パナソニック様のこれまでの歴史と未来へのさまざまな取り組みについて、おもてなしや映像を通してプレゼンテーションしながら、共感から共創を促す場となっています。当社は、デザイン・設計・制作施工を担当しました。
横浜ランドマークタワー30周年を契機としたプロジェクトです。横浜・神奈川にゆかりのあるシェフ監修の店舗や地元企業とのコラボレーション店舗など、魅力的な3つのバルが集積し、県内の食や生産者の魅力を来場者へお届けする、新たな「食」の発信拠点として2025年5月29日にオープンしました。店舗内装の一部には神奈川県産の木材を利用し、神奈川在住のアーティスト・山下良平氏の壁画アートにより空間を彩るなど、当社は企画からデザイン、施工までを担当しています。
西武鉄道様の社員の安全教育を目的に、2009年に設置された西武研修センター内「事故情報展示室」のリニューアルです。これまでの「展示エリア」に加えて、「学習エリア」を新たに設置し、過去の事故から学び、二度と事故を起こさないために、社員一人ひとりが、自ら考え、行動し、安全構築にむけて意識共有することを目的に「安全共育室」として整備しました。「展示エリア」では、これまでに蓄積された事故情報をもとにして西武鉄道の「安全最優先」を再確認すると共に、事故の教訓を学びます。「学習エリア」では、ヒューマンエラーに着目し、最新の安全マネジメントの考え方を導入しています。体験展示やワークショップを通し、課題をどう解決するのかを自ら考え、グループで話し合うことで社員の安全への意識共有を目指しました。当社は、企画・コンセプト、デザイン・設計、サイン・グラフィックデザイン、デザイン監修、什器制作、コンテンツ設計・制作、制作・展示施工、制作・内装施工を行いました。
総合学院テクノスカレッジ 東京工学院専門学校(東京都小金井市)のゲームクリエーター科の実習室のリニューアル案件です。当社は、デザインから什器制作、内装施工を担当しました。5年後にゲーム会社で働いている姿を想像できる教室にしたいという当初のご要望からスタートし、先生方へのヒアリングを重ねていく中で「ゲーム業界に囚われずに自分たちの将来を想像してほしい」という想いがその根底にあることがわかってきました。そこで、生徒がゲームという領域に囚われず、一人のクリエイターとして将来の自分を想像できるよう「Game Creator’s labo」というデザインコンセプトを打ち立てた提案を行いました。
総合学院テクノスカレッジ 東京エアトラベル・ホテル専門学校 ブライダル科で使用する「ブライダルルーム」および「プレゼンテーションルーム」の2教室のリニューアル案件です。‟マリアージュ(調和)”をテーマに、「ブライダルルーム」では、利用者が結婚式の打ち合わせを通じて、将来のライフスタイルまで自然に思い描けるような、温かく華やかな空間を目指しました。また、学生にとっても、利用者の思いを具現化する想像力や提案力を育む、実践的な学びの場となるよう整備しています。また「プレゼンテーションルーム」では、全学科の学生が集い、意見交換や創造的な活動を行える「出会いと発想のハブ」となる空間を構築しました。マテリアルは自然素材を採用しながら、調光・音響の演出により、ライフイベントをプロデュースする力を育てるための、調和の取れた学習環境を実現しています。
約5年におよぶ全面リニューアル工事を経て2025年3月に完成したプロジェクトです。新規にスタンド(一般客や来賓者など幅広い客層向けの観覧施設)、入場門、日本の競馬場初の両面パドックビジョン、芝生広場を設置し、市民や競馬初心者など、多くの方々に「開かれた競馬場」を感じてもらえる施設としてオープンしました。
アンリ・シャルパンティエの新ブランド、フィナンシェ専門店「BEAN to FINANCIER」の第1号店です。コンセプトである“焼き色” を焼成ムラのあるタイルなどを用いて店舗全体で表現しました。さらに、フィナンシェのルーツである、パリの金融街の金塊を模したディテールをちりばめています。“焼き色”のグラデーションに包まれた厨房から商品がお客さまの目の前に並ぶまでのストーリーを象徴的に見せ、ブランドを五感で体験できる店舗としました。
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