空間創造によって
人々に「歓びと感動」を届ける

乃村工藝社

「自信はなくとも期待には応えたい」人が組織を支えてる!

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普段はプロジェクトマネジメントに携わっております、溝口です。

プロジェクトを任されたものの、関係者の意見がまとまらず前に進まない。

そんな悩みを抱える方は多いかと思います。
実は、プロジェクトが動くかどうかは計画や理論だけでは決まりません。
私たちがさまざまな案件に関わる中で感じるのは、停滞したプロジェクトが動き出すときには、必ず誰かが推進力になっているということです。

私が実際に関わったプロジェクトでも、多くのシーンで実感しています。

 

人が動くのは正論だけではない

停滞しているプロジェクトの多くは、課題整理もできているし、会議も開かれています。
ところが、やるべきことは見えているのに、それでもなぜか進まない。
誰も引っ張れていなかったり、判断や役割分担が曖昧だったりすると、主体的には動けないものです。
そして、人は理屈だけでは動きません。

「やるべきだから」といった正論だけでは周囲を巻き込めず、「この人は一生懸命だ」と感じたときに目を向け、耳を傾ける。人間は感情の生き物なので、動くには共感が必要です。

 

自信がなかった新人がチームを動かした

ある企業のプロジェクトでは、社内の意思決定が進まず、内部仕様もなかなか固まらない状態が続いていました。
そこでリーダーは状況を変えたいと思い、ひとりの新人をチームへ加えました。経験も十分ではなく、自信もない。
ですが、持ち前のやる気から「やれることはやる」を徹底し、分からないことは素直に聞き、できないことは周囲に頼りました。
すると、その姿勢が周囲を動かしたのです。

彼に対応する中で、「それは私が担当する」「その件なら私が分かる」と自然に役割分担が整理されていき、社内の協力者も増え、プロジェクトが前進しはじめました。
こうなると、私たちの側でも状況を整理しながら提案を具体化できるようになり、お客様と一緒にプロジェクトの方向性を固めていくことができます。

ここから分かるのは、プロジェクト進行で周囲を巻き込める人は、必ずしもカリスマや派手なリーダーシップがある人、というわけではないということです。
大切なのは、「この人と一緒に仕事を進めたい」と思わせる存在なのかもしれません。

 

リーダーの役割は、推進力を見つけること

停滞したプロジェクトでは、計画や体制よりも「誰が推進力になるか」が成果を左右することがあります。
その推進力は、必ずしも管理職やベテランから生まれるとは限りません。自信がなくても、期待に応えようとする人が周囲を動かすこともあります。

リーダーの役割は、自ら先頭に立つことだけではありません。

熱意を持つ人を見つけ、その力を活かせる座組をつくることも、プロジェクト成功の鍵になる。そう学んだエピソードでした。

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