乃村工藝社、日本最大級のデザイン&アートフェスティバル「DESIGNART TOKYO 2024」に出展
「Being 家具が居ること」、CYUON×小川直人(乃村工藝社)コラボレーション作品「scape fold」の2プロジェクトを発表
乃村工藝社は、2024年10月18日から27日まで開催される「DESIGNART TOKYO 2024」に、「Being 家具が居ること」、CYUON×小川直人(乃村工藝社)コラボレーション作品「scape fold」の2プロジェクトで参加します。
当社は「一人ひとりの『クリエイティビティ』を起点に空間のあらゆる可能性を切り拓く」をビジョンとし、人々の心が豊かになる空間づくりに取り組んでいます。その一環として、私たちは直面する社会課題にクリエイティブな視点で挑戦し、アウトプットを通した発信・交流・イノベーションの循環をつくるため、国内外のデザインイベントへの出展を続けています。「DESIGNART TOKYO」についても、昨年に続き新たなメンバーでチャレンジします。
「Being 家具が居ること」
「Being 家具が居ること」は、人と物との関係性について再考するプロジェクトです。異なるフィールドで活躍する社内デザイナー7名が、対話と思考を重ねデザインした3つの家具を出展します。私たちは空間をデザインする中で日々多くの物を創り出していますが、十分に使える状態で廃棄されたり、使われなくなることに大きな課題感も感じています。家具が“ある”から“居る”という存在に変わったら私たちはどのように接するか、人と物の間の価値変容を一連の実験的デザインによって社会に問いかけます。
「scape fold」は、デザイナー小川直人と粉体塗装のプロフェッショナルCYUONとのコラボ―ションです。環境負荷が少ない素材としてサステナブル観点からも注目されている金属素材と、塗装の発色により、新たな表現に挑戦するアート作品です。
CYUON×小川直人(乃村工藝社)コラボレーション作品「scape fold」
「DESIGNART TOKYO 2024」のメインテーマ「Reframing ~転換のはじまり~」のもと、デザイナー同士やメーカーとのコラボレーションで生まれた、新たな気づきや化学反応による実験的な作品群に、ぜひ実際に触れていただければと思います。
展示作品 「Being 家具が居ること」
人と物との関係性について再考するプロジェクトです。私たちは空間をデザインする中で、創りだした物が十分に使える状態で廃棄されることや、使われなくなることに大きな課題を感じています。ひとつの物が永く大切に使われる状況を考えたとき、物に対する愛着が芽生えるような関係性が生まれていることがあります。
いつしか物を「所有して使っている」感覚から、気にかけて「一緒に居る」感覚へ。この感覚の変化に気づくことが、課題を解くひとつの方法ではないかと考え今回のプロジェクトが生まれました。家具が“ある”から“居る”という存在に変わったら、私たちはどのように彼らと接するでしょうか。人と物の間の価値変容を、一連の実験的デザインによって社会に問いかけます。
dohdoh | きむずかしい椅子
「ちょっと負担を掛けるけど乗らせてね」
座りこなし方は人それぞれ。乗る⼈と家具の探り合いによって、上⼿い下⼿が出ることから愛着が生まれたら。
iii | 気まぐれなテーブル
「載せてもいーい?」
これを載せてくれるだろうかとこちらが気をつかうような、気まぐれなテーブル。吐き出してしまったり、バランスを崩しながら、なんとか支えてくれたり。頼りなくも愛らしい彼らと、うまく付き合えるようになれたら。
sorosoro | やすみたい照明
「そろそろ光って」「そろそろ休もう」
と声をかけたくなるテーブルライト。家具には使われている時間とおなじくらい使われていない時間もある。人間が頑張ったり休息したりするように、頑張ったりサボったりする家具がいたら。
展示概要
展示名 : 「Being 家具が居ること」
展示期間 : 2024年10月18日(金)~2024年10月27日(日) ※入場無料
営業時間 : 11時~19時(10月21日のみ17時終了)
展示会場 : GYRE.FOOD(東京都渋谷区神宮前5-10-1 GYRE4階/表参道駅A1出口徒歩4分)
緑が生い茂り、壁や床には土が塗り込まれテラスには野菜やハーブが育つ菜園も。自然の生命力に満ちた開放的な空間で、レストラン、カフェ・デリ&バー、グローサリーショップなどが“ 循環 ” というコンセプトを共有する「GYRE.FOOD」。建築家・田根剛が、国内で初めて手がけたレストラン空間です。
詳細 : DESIGNART TOKYO 2024公式 出展概要
プロジェクトメンバー :
吉村 峰人、助川 結花子、藤中 康平、谷 清鳳、萩谷 綾香、川上すみれ、礒野 小梅、冨永 直人、鈴木 亜衣、立花 桜乃、井部 玲子、隅田 真衣
制作のバックストーリーはDESIGNART TOKYO 2024公式 インタビューへ
Photography : Ryo Usami
CYUON×小川直人(乃村工藝社)コラボレーション展示作品「scape fold」
広島県福山市のパウダーコーティングファクトリーSIRIUS(シリウス)が、粉体塗装の新たな可能性に挑戦するプロジェクト「CYUON」。「DESIGNART TOKYO 2024」では、SIRIUSとウェディング施設やレジデンスなどでコラボレーションを続けてきた小川 直人がデザイナーに起用されました。
粉体塗装によるグラデーション表現の可能性は未知数です。本作品ではその発色の良さと金属素材の質感を透明なカラーで包み込む独特な風合いを表現、素材は内装でも多く使われるステンレスを使用します。ものづくりで培われた日本の技術の挑戦をぜひご覧ください。
まだ焼付硬化される前の粉体塗料
塗装風景
展示概要
展示名 : 「scape fold CYUON×小川直人(乃村工藝社)」
展示期間 : 2024年10月18日(金)~2024年10月27日(日) ※入場無料
営業時間 : 10時~20時
展示会場 : 日比谷OKUROJI H03横通路(東京都千代田区内幸町一丁目7番1号/新橋駅 日比谷口徒歩6分)
詳細 : DESIGNART TOKYO 2024公式 出展概要
デザイナー :
小川 直人
関連情報
イベント名 | DESIGNART TOKYO 2024 |
---|---|
イベント概要 | 世界屈指のミックスカルチャー都市、東京を舞台に、デザイン、アート、インテリア、ファッション、テクノロジーなど都内各所で多彩なプレゼンテーションを繰り広げる回遊型イベントDESIGNART TOKYO。日本最大級のデザイン&アートフェスティバルです。今年のテーマは「Reframing -転換のはじまり-」。これまでの概念や枠組みにとらわれず、別の視点から見つめ直す。新たな視点で切り拓くジャンルレスな作品が東京に集結します。 |
会期 | 2024年10月18日(金)~10月27日(日) |
エリア | 表参道・外苑前・原宿・渋谷・六本木・広尾・銀座・東京 |
主催 | DESIGNART TOKYO 実行委員会 |
公式ホームページ |
※ご注意
・リンク先の外部サイトは、当社の管理下にはないものです。
・この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスは、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスは廃止や変更されることがあります。最新のアドレスについては、ご自身でご確認ください。
・リンク先のウェブサイトについては、リンク先の組織・団体等にご確認ください。
お問い合わせ/お見積もり依頼/資料請求は下記よりお気軽にご連絡ください。
お問い合わせの多いご質問や、よくいただくご質問は別途「よくあるご質問」ページに掲載しておりますので、
ご活用ください。