本施設は特別天然記念物“アマミノクロウサギ”の保護研究施設です。施設名の「くるぐる」はシマグチ(奄美の方言)で「黒々とした」という意味で、アマミノクロウサギの毛色と、命がぐるぐると循環するイメージを表しています。ここでは来館者がウサギのスケールになって夜の森を冒険することができます。急に飛び出してくる車や巨大な天敵に驚き、自分より背の高い草花をかき分けてブラックライトに反応する森の生き物たちを探していきます。ウサギの視点になることでその気持ちや恐れに気付き、共感を育むきっかけとなるよう設計しています。さらには、保護されたウサギの治療室を来館者に完全公開することで、交通事故などで怪我を負っている現実を提示し、奄美大島の自然に抱かれながら、保護したウサギを野生復帰まで見守り、人とウサギの共生について考える施設となっています。