概要
栃木県子ども総合科学館は、1988年の開館から35年以上が経過したことによる建物等の老朽化、展示等の老朽化・陳腐化に対応するため、長寿命化工事等と併せてプラネタリウム機器・展示等更新を実施し、当社は展示及び内装・屋外遊具等を含めた大規模改修の基本設計・実施設計から展示等更新の施工までを一貫して対応しました。体験型を基本にAI・ARなどの新技術を取り入れた156点の展示や遊具等を新規製作と既存流用で構成し、長年にわたり県民に愛されてきた展示もクリーニングやリニューアルを行って活用しています。さらに、県内の自然環境や産業をテーマにした企業連携・協力展示や大型シンボル展示、ラウンジ設置などを加え、とちぎらしさを感じられる科学館としての個性を際立たせるとともに、改修費用の抑制と維持管理効率化を図り、安全性と機能性を両立した新しい科学体験空間を創出しました。
課題・要望
社会、経済環境が著しく変化する近年において、次世代を担う子どもたちにとって科学的な知識や体験を楽しみながら学習し、活動できる場としての役割を果たすために、
①最新の科学技術が反映されるとともに、子どもの好奇心をかき立てる魅力ある施設であること
②ものづくり県として、県内企業等の技術に触れられること
③子どもを中心として、誰もが障壁なく安全に利用できること
④維持管理を含め費用の抑制につながること
以上が求められました。
解決策
〇時代に即したテーマ設定
これまでの「宇宙・地球・生命、ベーシック(原理・原則)」に加え、未来の社会で生きていくために必要なテーマとして、「くらし」と「環境」ゾーンを新設しました。AIや通信技術、ゲームなど、日常生活に関わる科学を扱うくらしの科学や、カーボンニュートラル、ごみ問題などの環境課題を取り上げる環境の科学など、現代のニーズに即した展示を展開しています。
〇インクルーシブな視点も取り入れた科学館
設計段階で当事者の方とワークショップ等を行い、新たな気づきも得ながら課題を抽出、多様な利用者に配慮した動線確保や展示手法等の計画を実施しました。車いす利用を想定した什器の形状や、屋外にはインクルーシブ遊具などを取り入れ、多様な利用者が楽しめる科学館を実現しています。
〇多数の企業連携・協力展示で「とちぎらしさ」を
首都圏に近く、ものづくり県として知られる栃木県の科学館として、県内企業との連携・協力展示を館内の随所に取り入れました。自動車、食品、機械部品、医療機器など、幅広い分野の企業や産業を紹介することで、県民の誇りを育むとともに、「とちぎらしさ」を感じられる科学館としての個性を際立たせています。
プロジェクトメンバー
基本情報
- オープン
2025
- 所在地
栃木県
- クライアント
栃木県様
- ソリューション
デザイン・設計、サイン・グラフィックデザイン、環境デザイン、什器制作、コンテンツ設計・制作、制作・展示施工、制作・内装施工
What’s New新着実績から探す
お問い合わせ/お見積もり依頼/資料請求は下記よりお気軽にご連絡ください。
お問い合わせの多いご質問や、よくいただくご質問は別途「よくあるご質問」ページに掲載しておりますので、
ご活用ください。
/tochigi-childrens-science-museum_6.jpg?width=1920)
/tochigi-childrens-science-museum_1.jpg?width=1920)
/tochigi-childrens-science-museum_2.jpg?width=1920)
/tochigi-childrens-science-museum_3.jpg?width=1920)
/tochigi-childrens-science-museum_4.jpg?width=1920)
/tochigi-childrens-science-museum_5.jpg?width=1920)