沖縄県那覇市の泊ふ頭旅客ターミナルビル「とまりん」の上階に、1995年に開業したホテルを別ブランドとして改修したプロジェクトです。既存の建物は、ガラスのアーチ天井や大胆な柄の石が貼られた壁や床など、重厚感とユニークさのある空間となっていました。本プロジェクトでは、既存のホテルの内装を全て解体して新たに全てをつくり直すのではなく、最小限のデザインを施すことで最大限に既存空間の持つ魅力を引き出すということを目的としました。解体範囲は最小限にとどめ、オープンキッチンやバーカウンター、シーリングファンやラグ、家具やアートを空間コンセプトの「船」をモチーフとして“足す”ことで、既存のホテルに新たな命を吹き込み、魅力ある空間をつくり上げました。