陸上生活が本来の姿である人間にとって、長期間海上で過ごすことは心身にストレスをともないます。
このバランスを整えるため、水平方向に漂う海面の「水平性」に対して垂直方向に育成する植物の「垂直性」、波や魚の「曲線」に対しては建築物や窓の「直線」、そして船や気泡の「浮遊感」に対する樹木や岩石の「重量感」など、『海的』要素に相反する『陸的』要素を積極的に取り入れるデザインとしました。
外装は屋号を分解・再構築し、行燈や組木のような和の模様を描いています。
<当社プロジェクトメンバー>
【営業・プロジェクトマネジメント】 藤目 良、須田 慶太
【デザイン・基本計画】 no.10:青野 恵太、鈴木 祥平
【基本設計・実施設計・設計監理】 no.10:鈴木 祥平