Works#2023

Panasonic GREEN IMPACT PARK

Panasonic GREEN IMPACT PARK

パナソニックセンター東京の1階が、小中学生が環境について学び考え、行動へとつなげる体験型展示空間へとリニューアルされました。この空間では、パナソニックのCO2削減への取り組みである長期環境ビジョン「Panasonic GREEN IMPACT」を紹介しながら、子どもたち一人ひとりが「ACT」へのアイデアを見つけ、環境問題へACTIONしていく仲間となることを目指しています。環境問題という明確な答えのない課題に対して、一人ひとりが答えを探りながら学ぶことのできる場として、空間に散りばめられたさまざまな形状は、これから子どもたちが自らつくってゆく未完成のかたちを表現しています。また、大きな4つのサインで問いを投げかけることで、ゲームコンテンツやハンズオン展示を体験しながらヒントを探ることができます。スケールの大きな環境問題を自分ごとに置き換えながら日常の行動につなげられるように、コンテンツは身近な家の中や暮らしを舞台としています。加えて、「押す」「回す」といったアナログ的なギミックとデジタルコンテンツを融合させたゲームや、仲間との共同作業を通じて、リアル空間ならではの体を使った楽しさや学びを得られるよう工夫しました。

#コーポレート
道の駅かでな「学習展示室」リニューアル

道の駅かでな「学習展示室」リニューアル

「道の駅かでな」では極東で最大の米空軍基地「嘉手納飛行場」が一望できます。本プロジェクトは、建物3階にある「学習展示室」の改装事業で、修学旅行生・観光客を対象とした「平和学習の場」、地元の人びと・子どもたちの「地域学習の場」として充実させることを目指しました。展示の内容は、嘉手納町が、町域の82%を米軍基地が占める、まさに「基地の町」であることを伝えるプロローグに始まり、経済・文化・交通の中心地として栄えた戦前、嘉手納基地形成の始まりとなった沖縄戦、ますます基地が拡大されていく米軍統治時代、基地負担が継続していく復帰後、そして現代に至るまでの基地をめぐる嘉手納町の歩みを辿りながら、「なぜ、基地はここにあるのか? なぜ、基地はなくならないのか?」を考える構成となっています。「ぼくの町には基地がある」をキーワードに、嘉手納基地と隣り合わせで生きてきた〝ぼく〟や〝ぼくの家族〟の視線から基地の存在を紐解く展示として、嘉手納町に暮らす人びとへのインタビュー映像や、〝ぼく〟と〝ぼくの家族〟が登場するマンガ解説を導入しています。基地の町のくらしを、騒音や匂いを体験しながら考える展示や、嘉手納基地を地図上の自分の町に配置して大きさを実感する展示など、人びとが自分に引き寄せて考えることができるよう、工夫を凝らしました。

#パブリック
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