「スクエアJS」は、日本総合住生活様の複合施設です。スクエアJSでは、素材や工法によって変わる居室空間の断熱性の違いをサーモグラフィーカメラで撮影、記録し、今後の空間に生かすための「サーモ実験展示」を行っています。本施設には集合住宅管理企業や、住宅供給公社、自治体関係者など、団地というキーワードをもとに多くの顧客が訪れる一方、展示内容が専門的なため、十分に理解してもらうことが難しいという課題がありました。そこで、本映像を通じて、時代や工法、素材による変化によって居室空間の温熱環境が向上していることを知ってもらいながら、その後に実際の空間を見学することで、複雑な展示内容をスムーズに理解できるよう演出しています。<映像ストーリー>昭和40年代。好奇心旺盛な小学生の学は、団地の設計者である父の清に居室空間の断熱性について教わり、未来の研究改良された空間に興味を持つ。すると空間がねじれ、202X年にタイムスリップ!清は未来の空間に大興奮。学は、素材や施工方法によって居室空間の温度が変化することを学ぶ。昭和に戻ると母の恵子が食事を用意して二人の帰りを待っていた。学にいつか訪れる未来を想像しながら一家団欒を楽しむのであった。
ワールド・ブランズ・コレクション ホテルズ&リゾーツ株式会社(ウェルス・マネジメントグループ)様の京都本社オフィスデザイン業務です。ホテル運営をする会社のオフィスとして活用しやすいよう、来客エリアをおもてなしができるエリアとしてデザインしました。
2024年に創業90周年を迎えるニッカウヰスキーの余市蒸溜所内にある見学施設改修の第3期計画です。竹鶴邸エントランスホールの展示解説の老朽化に伴う改修とともに、来場者が場内見学をしやすくするため、来場者駐車場の誘導サイン新設、既存施設の誘導サイン改修、フォトスポットのモニュメント新設を担当しました。
本館の前身は、同じく堺市内の大仙公園に1992年4月に開設された「自転車博物館サイクルセンター」となり、その後2022年3月に駅前に移転・改称し新しく大きく生まれ変わりました。博物館のコンセプトに『ここへ来れば、だれもが自転車に乗りたくなる』を掲げ、展示空間全体を駆使して、多様な視点から自転車の魅力を発信しながら、来館者に向けて“自転車の真価”の発見と“自転車に乗りたくなる気持ち”の創出を目指しました。また、特に注力したのは「自転車」というとても身近な存在の価値を再発見することで意識を変えていただくきっかけとなるような空間づくりです。
新浦安駅の2階デッキから直結している、1990年竣工20階建てのオフィスビルのバリューアップ改修プロジェクトです。改修箇所は、ビル入り口となる2階外部ファサード、2階エントランス、トイレを含む基準階共用部エリアで、築30年以上のオフィスビルを「品格」を設えて、地域に開かれた「居心地のよい空間」を実現しました。
新宿駅から徒歩10分の西新宿エリアにある、1988年竣工16階建てのオフィスビルのバリューアップ改修プロジェクトです。改修箇所は1階外部ファサード、植栽、1階エントランス、トイレを含む基準階共用部エリアで、全体を通したデザインコンセプトはフランス語で質を意味する「Qualité/カリテ」としています。
2023年、サントリー創業者・鳥井信治郎氏が山崎の地でウイスキーづくりをはじめて100周年を迎えます。山崎蒸溜所ではさらなる品質向上や蒸溜所の魅力訴求を主な目的として、周年改装工事を行いました。当社は、実施設計および造作・サイン工事を担当しています。
H.U.グループホールディングス株式会社様の本社移転プロジェクトです。2022年にオープンしたH.U.グループの「価値創造拠点」であるH.U. Bioness Complex(東京都あきる野市)に対し、新社屋の役割を「未来創造拠点」と位置づけて、社員一人ひとりが「未来を描き、寄り添いつながり、自発的に成長できる」空間を目指しました。「一体になり・共鳴し・拡がる」をコンセプトとした有機的なデザインは、優しさと未来への期待を感じさせ、ヘルスケアの発展に貢献する企業としてふさわしい空間となっています。
1931年創業のキャピタル・グループ様は、歴史ある世界有数の資産運用会社です。米国ロサンゼルスからジュネーブ、ロンドン、東京、シンガポールまで、世界各地で7,000人の社員が働いています。さらなる業務効率化に向けた機能向上、社員エンゲージメント向上のため、丸の内⼆重橋ビルへのオフィス移転プロジェクトです。当社は内装・造作・特殊照明・サイン工事を担当しました。1フロア3,000㎡の計画に加え、非常に限られた施工期間での対応となる中、各ステークホルダーと横断的に調整・推進を行うことで、プロジェクトの完遂に貢献しました。
三菱地所様から、グループ会社のMEC Industry様のオフィス内装材新商品アイデア提案および開発業務の委託を請け、数あるアイデアの中から、パーティションとOAフロアについて木質商品販売に向けた開発に取り組みました。2023年5月開催の「非住宅 木造建築フェア 2023」では、開発過程で制作したモックアップを三菱地所グループブース内で展示するために、設置可能なデザイン・設計検討も三菱地所様はじめブース各関係者様と連携して行いました。このフェアを経て関係者でフィードバックを行い、実際の販売に向けてデザイン面・施工面・調達面からモックアップをブラッシュアップし、三菱地所様の本社設置に至りました。乃村工藝社では設置にあたっての設計・施工にも協力しています。
菊川工業様は、国内外で数多くの大型建築案件を手掛ける金属加工建材のリーディングカンパニーです。本プロジェクトは、加工拠点である白井工場敷地内にある来客用施設のリニューアル計画です。KIKUKAWAイズムである「Never Say No」をはじめ、諦めずに新しい挑戦を続ける、90年の歴史の中で積み上げられた菊川工業様の真髄にある精神を感じられる場をテーマとしました。社史や加工プロセスを紹介する展示エリアを新設し、高度な技術を取り入れたアート・什器を通して、ものづくりへの熱意と技術を印象付け、新たな共創を生み出す場を目指しました。
アイ工務店様の国内6店舗目となる、「見て」「触れて」「感じる」体験型住宅ショールームです。埼玉県さいたま市、大宮髙島屋本館の6階に誕生した「AI-STUDIO-SAITAMA」は、思い描く未来の家のプランを仮想空間で疑似体験できるVRルームや、計画中の間取りを実物大サイズで検討することができるLDKシミュレーションルームなどを備えています。ほかにも、アイデア収納や遊び心いっぱいのスキップ空間を確認したり、住宅設備を見比べたりと楽しみながら理想の暮らしをデザインできます。当社はデザイン設計、制作、内装施工を担当しました。
株式会社ZOZO様の5拠点目となる物流施設「ZOZOBASEつくば3」における従業員休憩室のプロジェクトです。当社は、1階と5階の休憩室の基本計画から施工まで担当しました。1階はデニム、5階はプレイド(格子柄)、とフロアごとにファッションに関連するデザインコンセプトを設けています。
人生100年時代に住まいに愛着を持ち、長く住み続けられるように、「life knit design」という新たなデザイン提案システムを体感・体験できるショールームです。「life knit design」の概念である「流行など表面的なものではなく、住まい手の感性のマッチング。時間とともに愛着を編み込むように住んでいただく」を具現化するために、持続性のある空間、本物志向を意識したマテリアル使い、戸建てオーナーへのインテリア提案をふまえたマテリアルコーナー、お客さまと共に未来を“創造”するための仕掛けを散りばめました。
世界最大の化粧品会社ロレアルグループの日本法人である日本ロレアル様が2006年に新宿パークタワーへ本社を移転してから、今回初となる大規模改装を行いました。「縁-EN-」というコンセプトのもと「ビューティーバレー」と名付けられた改装後のオフィスは、日本という国、お客さま、取引先、社員との「縁」をつなぐ美が生まれる場所にしたいという想いが込められています。四季(春夏秋冬)をエリアごとのデザインテーマとしたり、日本のクラフトマンシップによる家具や装飾などを採用し、随所に日本の美を取り入れています。また、アイシャドウやファンデーション、リップなど約60種類・約4,400個の廃棄前の自社製品をアップサイクルし、塗料や照明のシェード、タイルなどに活用しました。持続可能な美を追求するとともに、店頭と同様の製品ディスプレイ什器を設置するなどロレアルの美を余すことなく表現しています。さらに、オフィスは光や音、素材などの細部にまでこだわり、エネルギー効率や廃棄物管理を保証するサステナブルな建物の国際認証であるLEED基準に沿って設計されています。当社は内装の統括施工会社として、本プロジェクトに参画しました。
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