国立アイヌ民族博物館第11回特別展示「アイヌ民族と博覧会 ―150年の経験―」開催|乃村工藝社は資料貸出と展示設計・グラフィックデザインを担当

乃村工藝社は、国立アイヌ民族博物館第11回特別展示「アイヌ民族と博覧会―150年の経験―」(国立アイヌ民族博物館・国立歴史民俗博物館共催、会期:国立アイヌ民族博物館2026年6月20日(土)~8月23日(日)、国立歴史民俗博物館2026年10月6日(火)~11月29日(日))において、当社が所蔵する博覧会コレクションより55点の資料を貸し出すとともに、国立アイヌ民族博物館会場では、展示の設計、グラフィックおよび施工まで担当しています。また、本展の図録の表紙デザインも担当しています。
■展示概要
1872(明治5)年の湯島聖堂博覧会に初めてアイヌ資料が出品されてから、2025(令和7)年の大阪・関西万博に至るまでの、およそ150年にわたってアイヌ民族がいかに博覧会と関わりをもってきたのかを紹介します。
明治以降、日本国内外で開催された数々の博覧会におけるアイヌ展示は悲しい歴史として伝えられている一方で、時代を経るごとに主体的に参加するアイヌ民族も出てくるなど、博覧会そのもののあり方も変化してきました。本展覧会は、博覧会と関わりを持ったひとりひとりの「声」に焦点を当て、喜びや悲しみ、経験と記憶、さらには時の情勢やそこに関わった人たちの差別心や優越感を含んだまなざしや力学を丁寧に解きほぐしていくことによって、個人にとっての博覧会がいかなるものであったかに迫ります。
■展示構成
第1章アイヌ⼯芸品展⽰の草創期から博覧会へ
和人社会で異域の産物として関心を集めたアイヌ工芸品、明治初期の博覧会での北海道「開拓」と産業振興の文脈への再編。
第2章アイヌ⺠族の出場
日本の植民地拡大を背景として、人の生活そのものを観覧させる「人間展示」の対象となったアイヌ民族。
第3章アイヌ⽂化を見せていく時代
戦後社会のなかで、変化する博覧会のあり方、主体化するアイヌ民族の博覧会への関わり、そして表現するアイヌ文化。
第4章アイヌ⺠族と博覧会のゆくえ
現代のアイヌ文化を表現する場を通して紡がれる人と人のつながり、連鎖する思い、文化の継承の回復。
※構成は変更となる場合があります。また、会期中に展示替えを行います。

左:『近世蝦夷人物誌』二編巻之中 松浦武四郎著 1858年 国指定重要文化財 松浦武四郎記念館蔵
右:学術人類館集合写真 1903年 国立アイヌ民族博物館蔵

左:山丹錦立教小学校蔵(国立アイヌ民族博物館寄託)
右:Singing for the future 藤戸康平作 2025年 アイヌ民族文化財団蔵
■乃村工藝社博覧会資料COLLECTION
数多くの博覧会でパビリオンの展示や運営を手掛けている乃村工藝社が、明治期から現在までに開催された国内外の博覧会の公式記録、パンフレットやポスター、入場券、記念グッズなど、総数20,000点を超える博覧会関連資料をデータベース化したものです。
https://www.nomurakougei.co.jp/expo/

関連情報
| 展覧会名称 | 第11回特別展示「アイヌ民族と博覧会―150年の経験―」 |
|---|---|
| 会期 | 国立アイヌ民族博物館:2026年6月20日(土)~8月23日(日) |
| 開催地 | 国立アイヌ民族博物館特別展示室 |
| 開館時間 | 9:00~18:00(入場は17:30まで) |
| 休館日 | 月曜日 |
| 観覧料 | 特別展示観覧料 無料 |
| 主催 | 公益財団法人アイヌ民族文化財団、民族共生象徴空間運営本部国立アイヌ民族博物館、大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立歴史民俗博物館 |
| 特別協力 | 公益社団法人北海道アイヌ協会 |
| 協力 | 尼崎市立歴史博物館、板橋区立郷土資料館、大阪府、株式会社乃村工藝社、川村カ子トアイヌ記念館、京都府立京都学・歴彩館、公益財団法人大阪日本民芸館、公益財団法人石水博物館、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会、国立公文書館、札幌市、市立函館博物館、東京国立博物館、東京大学総合研究博物館、徳島県立鳥居龍蔵記念博物館、日本民藝館、函館市中央図書館、北海道エアポート株式会社、北海道大学アイヌ・先住民研究センター、北海道大学附属図書館、北海道伊達市教育委員会、北海道博物館、幕別町教育委員会、松浦武四郎記念館、松本市立博物館、立教小学校、立教大学立教学院史資料センター、Library of Congress |
| 公式ホームページ |
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