概要
日本最大級の建築総合展示会「Japan Home Show & Building Show 2025」にて、廃棄衣類をアップサイクルした環境配慮素材「PANECO®」の新製品PRを目的とした展示ブースを制作しました。当社はブース全体のコンセプトデザイン、設計、施工をトータルで担当しました。
PANECO®と軽量鉄骨(LGS)をベースに、床・壁・天井の全てをPANECO®で構成した高さ約4mの大型の構造体をデザインしました。実物大の壁面で内装建材としての活用スケールを直感的に訴求しつつ、内部ではPANECO®を生かした暮らしのシーンを提案しました。ブースの外側と内側で異なる面を持たせることで、下地材・仕上げ材のどちらとしても使用できることや、建材同士の関係性や施工性、素材そのものが持つ表情や質感をストレートかつ印象的に伝える展示ブースとしました。
課題・要望
廃棄衣類を再資源化した「PANECO®」は、これまで主に家具や什器の仕上げ材として使用されてきました。今回、本格的な社会実装に向けて、建材用途としてスケールアップし、強度や品質安定性に優れた新製品「PANECO® board M」が発表され、その初公開の場として、製品の特長や実用性をインパクトのあるブースで伝えたいというご要望をいただきました。
解決策
新しいPANECO®は、量産化体制の確立により、より大きな空間や多様なシーンで内装建材として使用できるようになりました。その特長と可能性を来場者に直感的に伝えるため、床・壁・天井の全てをPANECO®で構成した高さ4mの構造体を制作しました。
ブース外側では、実際の内装工事で用いられる軽量鉄骨(LGS)とPANECO®を組み合わせ、建材としての関係性や施工性を可視化しました。さらに実際に生産された大判サイズのPANECO®をフォークリフトに積載して展示することで、工場での大量生産が可能になった点も印象的に訴求しています。
一方、内側はPANECO®を素地のまま生かした空間とし、素材がもたらす柔らかな質感や居心地など、PANECO®と共に過ごす暮らしを体感できるシーン展示を行いました。
建材として空間を支える一面と、暮らしを豊かに彩る一面の2つの側面を同時に見せることで、「建材としての特性と実用性」と「素材そのものの質感と魅力」を自然に理解できる、訴求力の高い展示ブースを実現しました。
ブースは初期から移設を前提に設計をしており、会期終了後に一部を解体・加工し、ショールームでの移設展示も行いました。
プロジェクトメンバー
基本情報
- オープン
2025
- 所在地
東京都
- クライアント
モリリン株式会社様
- ソリューション
企画・基本構想、デザイン・設計、サイン・グラフィックデザイン、制作・展示施工
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