住友商事様の第2の創業の地である神田エリアに計画されたKANDA SQUARE(神田スクエア)。住友商事様の新しい街づくりの挑戦として誕生した地上21階の複合型オフィスビルの神田のランドマークです。当社は1階商業ゾーンの環境の内装、サインの設計、施工業務と内装監理業務を担当しました。
【お客様の課題/ご要望】
・神田の持つ歴史や文化を感じることができること。
・出店する店舗と環境の内装の相性に考慮し、オフィスワーカー以外の集客をおこないたい。
・現代的なデザインと職人の伝統的技法が融合された雰囲気ある空間にしたい。
【解決策】
デザインコンセプトは「革新と伝統」。職人の伝統的な技法に新たな手法を加え、神田の持つ積み重なった歴史の重みに軽やかな新しさが加わり、革新的でありながら誰もが入りやすく居心地の良い空間となることを目指しました。また利用者が「時間・心・こだわり」を共有し、重なりあうことで、新たなコミュニティの活性を促す機能を設け「スクエア」と「錦小路」という象徴的な場としました。
プロジェクトは住友商事様、デザイナー、職人が一体となり、直接コミュニケーションをとる「ギルド」という方法で推進しました。計画段階から3名の職人が参画することで、デザイナーのイメージを更に広げ、職人同士のコラボレーションからアイデアが具現化するといった良い流れとなりました。
<当社プロジェクトメンバー>
【営業・プロジェクトマネジメント】 橋田 幸典
【デザイン・設計】 松﨑 道生、金山 昂右、山田 祥子、小室 加津彦
【内装施工】 平山 哲、北畠 美幸
【サイン設計施工】 株式会社ノムラプロダクツ:守 直朗、渡邊 祥太