【プロジェクト概要文】 高島屋大阪店は、御堂筋の終点に位置するコリント式壁柱とアーチで飾られた歴史的価値の高い近代建築です。「なんばダイニングメゾン」は増床部分と既存館にまたがる7階から9階まで3層の飲食ゾーンで、高島屋にふさわしい「上質さ・クラス感」と大阪らしい「にぎわい・活気」が求められました。 そこで「近代建築の記憶」を内部空間に散りばめることによって、訪れた人々に歴史的価値の高い建物の中にいるという感覚を呼び起こさせる空間をつくり出すことを目指しました。 昭和初期に建てられた建築外装のディテールを元にしたオリジナルパターンを現代的にリ・デザインし、3フロア吹抜け部と店舗ファサード前に西洋のパティオを連想させるように連続させ、さらに環境のさまざまな部分に建築外装のディテールを展開することで異なるシーンを持つ3フロアの一体感を演出しました。
西宮市酒蔵通りの交差点にあるアンリ・シャルパンティエの大型ケーキファクトリーの増床に伴い、新たに建築したセルフカフェ併設のケーキショップとしてオープン。近隣に高級住宅地を有し、広い道路の交差点に位置することを加味し、オリジナルのカフェを表現するサインを取り付け、車からの認知度を高める設えを施しました。また、外部からのショップのイメージを高めるため、テラス席を設け、季節のよい時期は、テラスでの飲食も可能なプランにしました。 担当箇所:デザイン, 制作・施工
イタリア自転車メーカー「Bianchi」のコンセプトショップ。「1970年代、映画監督を夢見る少年が思い描いた近未来SF映画の中の1シーン」をテーマに、無機質な空気感がバイクの質感をよりいっそう引き立てる空間をつくりました。 担当箇所:制作・施工, 基本設計・実施設計
東京都水道歴史館は1995年に開館した、江戸時代から近代、現代までの東京水道の歴史と文化をPRする施設です。<1F 近代水道の歴史><2F 江戸上水の歴史><3F ライブラリー・レクチャーホール>の3つのフロアからなり、主に1Fと3Fをリニューアルしました。展示空間のリニューアルにとどまらず、映像資料のライブラリー化や音声ガイド(日・英・韓・中 4カ国)を導入するなど、施設運営の幅を広げる工夫も行っています。また、リニューアルオープン後の運営委託を受注し、アテンダントによる展示案内(日・英)、企画展やイベントの開催、ARガイドツアーの導入など運営の幅を広げ、水道事業のPRを行っています。
エースジーンやゼロハリバートンなど、たくさんのカバンを世の中に送り出しているエース株式会社。平成21年春、浅草駒形から原宿神宮前への本社移転に伴い、乃村工藝社ではオフィス空間の設計と家具の調達、ショールームの設計と施工に携わりました。 デザインのコンセプトは「ACE as ONE」。ファッションの先端地である原宿への移転を契機に「エース社員がひとつになる」そして「エースのカバンが世界で一番になる」。その実現を想い描きながら新しいオフィス空間のデザインをいたしました。
「バガボンド」「スラムダンク」を送り出したマンガ家井上雄彦が、美術館の空間に挑む。全館描き下ろし。100点以上におよぶ肉筆画で構成される、この時、この場限りの空間マンガ。 担当箇所:デザイン・設計, 制作・施工
JR横川駅で販売されている人気駅弁「峠の釜めし」の発売50周年を機に、次世代に向けたリ・ブランディングの一環として、運営する高速道路サービスエリア店を全面リニューアル、“ドラマチック型SA”の雛形となる。『「峠の釜めし」ブランドの発信拠点』として、訪れるお客様にとって「思い出の1ページになる場」を目指すべく、横川駅のホームと列車を再現。高速道路内にある話題性とノスタルジー、知らなかった方々には新鮮な「峠の釜めし」体験を提供しています。 担当箇所:デザイン・設計, 制作・施工, 調査・企画
VICSは渋滞や規制などの道路交通情報を、カーナビゲーションに配信するもので、有効活用すればエコドライブにつながります。VICS情報を体験できるドライブシミュレーターを2台設置し、渋滞回避によるエコドライブが体験できます。 担当箇所:デザイン・設計、制作・施工、運営・管理
高浜市やきものの里かわら美術館・図書館は、乃村工藝社が指定管理者として運営しています。当初は、生産量日本一を誇る三州瓦の中心的な産地・愛知県高浜市に、「かわら」をテーマにした美術館として1995年に開館しました。2008年より、管理運営が指定管理者に変わり、2023年4月より、市立図書館と一緒になって複合文化施設になりました。「ひととまちが育つ つながりの森」をコンセプトとし、美術館と図書館とさまざまな人びとが交わることで、感じ・学び・活動・交流のさらなる循環を生み出すことを目指しています。美術館は、瓦をはじめとした幅広い分野の展覧会や地域連携に重点をおく多様な事業を通して、「みんなで美術館」をキャッチフレーズに、さまざまなひとやコトが集まる場をつくります。図書館は、本館と市内3か所の施設でみなさんに身近な図書空間を提供し、「ささえる図書館」として、日々の暮らしに図書を通してよりそいます。
全国初の河川系総合博物館として1997年に開館しました。現在、乃村工藝社が指定管理者として運営しています。荒川を中心とした埼玉の河川と人びとの暮らしとのかかわりが展示紹介され、川とともに暮らした先人の足跡を伝える、郷土学習や環境学習の場となっています。屋外には荒川の1000分の1模型、全国第1位の大きさの水車、ウォーターアスレチックなどの親水施設もあります。
「はなもんや」は近江牛一頭買いで取りそろえた最高級の国産和牛を、お客様が誰にも邪魔されずにゆっくり味わうためにつくられたお店です。「木」「土」「せっ器質」「鉄」「紙」とシンプルでいて存在感のある素材を丁寧に組み合わせ、繊細で優しい空気感と触感を表現しました。 担当箇所:デザイン・設計, 制作・施工
本格的なスポーツ活動を中心とした商品を扱う「アディダスパフォーマンスセンター」は競技場の「ロッカールーム」をイメージし、黒・グレーを基調とした店内で、天井には「CIイメージ」としてスリーストライプス(3本ラインの照明)が走り抜けるデザインです。基本的なマニュアルをベースに、それぞれの店舗形状に合わせ、ラフ段階でのスリーストライプスの計画から基本設計・実施設計・製作・施工・プレオープンの対応、その後のメンテンナンスまで、アディダスジャパン様と共に、パフォーマンスセンターのイメージを保持し続けています。 担当箇所:制作・施工, 基本設計・実施設計
【プロジェクト概要文】 海を体感・体験する新施設としてOPEN、そこには360度映像と上下するフロートで初めて味わう感動的なアトラクションや自然を間近に味わえる国内でも最大級のタイドプールなど水族館以上であることを目指し、「体験するからおもしろい」をテーマに体感する驚きや海に触れる喜びにあふれた施設。 城崎マリンワールド「DIVE」 ホームページ
世界初・ジャカルタ工場敷地内に新設された南アジアに於けるYKKブランド体験型施設です。BtoB商談拠点としてのファスニングショールーム機能にBtoC機能を加えたブランドスペースには、学生・子供達向けの社会科見学プログラムを用意しました。地域とYKKの交流拠点と位置付け「YKKプロダクツ紹介ゾーン」「工場見学体験ツアー」、YKKのプロダクツをプログラムメニュー教材に盛り込み、創造性と創意工夫、デザインを体験的に学べる「ワークショッププログラム」で構成、社会貢献活動・CSR活動の一環を成すものとなっています。「YKKへのポジティブな体験価値創り」を通じて未来のYKKファンを創る中長期的なブランディング活動として展開しています。 (インドネシア・ジャカルタ)
汐留・日本テレビ本社ビルの壁面にアニメの巨匠宮崎駿監督が手がけた「宮崎駿デザインの日テレ大時計」(からくり時計)。全体は手作業によって叩き出された銅板で覆われ、その大きさは高さ約12m幅約18mにも及びます。随所に散りばめられた32箇所もの仕掛けが連動し物語性を生み出す、まさに日本最大級の「からくり大時計」。一枚のスケッチからスタートし、約4年の歳月をかけて完成。この大時計の中には「音」を司るキャラクターと、「動き」を司るキャラクターたちが棲みつき、時計全体でひとつの楽曲を創出。演出時間は約3分間1日数回、汐留の地にこの大時計の奏でるメロディーが鳴り響きます。 宮崎駿デザインの日テレ大時計 ホームページ 担当箇所:デザイン・設計, 制作・施工, 調査・企画
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