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概要
キャラクター雑貨、玩具の企画製造販売およびコンサルティング事業を手がけるトーマントイズ様の東京本社移転プロジェクトです。急速な事業成長を背景に、オフィスの拡張と企業リブランディングを目的としてスタートし、当社はデザイン設計から内装・造作工事の施工を担当しました。
トーマントイズ様のこれまで積み上げられた「クリエイティブ力」と築き上げられた「信頼」を強固な土台とし、親しみやすく柔らかな企業イメージを大切にしながら、今後の成長を見据えた新たな会社の顔を創出しています。
レイアウトプランでは、距離感の近さや親しみやすさという社風を空間構成に反映しています。デザインでは、木を基調としたワントーンカラーの素材の組み合わせで、アイディエーションカンパニーとしての知的な雰囲気を表現しました。また、北欧家具をベースとしたFF&Eコーディネートにより、企業イメージの柔らかな空気感を醸成しています。
アクセントとして随所に取り入れたコーポレートカラーが空間全体に統一感を持たせ、唯一無二のオフィスを実現しました。
課題・要望
・会社のリブランディングに合わせた、来訪者に対する新たな印象づくり。
・ミーティングスペースが不足しているため、社内利用が可能な環境の充実。
・自社で企画・開発した商品が展示できるスペースの確保。
・急速な事業成長に伴う社員数の増加によるオフィスの手狭さの解消。
・眺望を生かした空間構成と、来訪者との適切な距離感が保てるレイアウト構成。
上記のご要望をいただきました。
解決策
今回の移転プロジェクトは将来を見据えた取り組みでもあったため、藤井社長をはじめ社員の皆さまと対話を重ねながらプロジェクトを進めていきました。トーマントイズ様が持つ企業イメージを大切に守りつつ、来訪者に対する新たな魅力をデザインにてプラスしていくことを目指しました。
【新たな印象づくりと空間の特徴】
エントランスを入ると、ガラス越しにラウンジスペースが見える配置となっており、ラウンジエリアをショーケースのように演出しています。34階という立地を生かし、入口からルーバー越しに窓際まで視線が抜けるレイアウトで、眺望を最大限に生かした構成としました。
内装には木を基調とした柔らかな印象の素材をベースに使い、タイルやガラスの品のある素材を組み合わせていくことでアイディエーションカンパニーとしての知的さを素材の質感を通して表現しています。
【社内利用が可能な環境】
不足していた社内スペースは打ち合わせから食事まで、幅広く利用できるファミレス型のベンチシートを眺めの良い窓際に設置しました。社内共有スペースの中央には、社員の方が描いたモザイクアートのBIGカウンターがあり、新しいオフィスの象徴となっています。
【商品展示スペース】
限られた空間を有効活用するため、来客動線上に展示スペースを配置しました。店舗展示がイメージできるサイズ構成となっています。
【オフィスの手狭さの解消と来客エリアとの空間構成】
空間を間仕切り壁で分断するのではなく、執務エリアとの境界にはルーバーを用いて緩やかに空間をつないでいます。また、来客エリアとの境界にはR形状のガラスを設け、会議室へつなぐ誘導性を持たせると同時に、来訪者との適切な距離感を両立する空間構成となっています。
プロジェクトメンバー
基本情報
- オープン
2025
- 所在地
東京都
- クライアント
株式会社トーマントイズ様
- ソリューション
デザイン・設計、什器制作、制作・内装施工、FF&Eコーディネーション
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