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佐藤一斎學びのひろば

佐藤一斎學びのひろば6
佐藤一斎學びのひろば1
佐藤一斎學びのひろば2
佐藤一斎學びのひろば3
佐藤一斎學びのひろば4
佐藤一斎學びのひろば5
佐藤一斎學びのひろば6
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佐藤一斎學びのひろば5
佐藤一斎學びのひろば6

概要

「佐藤一斎學びのひろば」は江戸時代後期の美濃国岩村藩、現在の恵那市岩村町を代表する偉人、佐藤一斎(さとういっさい)を顕彰する施設です。
佐藤一斎は昌平坂学問所(東京大学の前身)の学頭として多くの門下人を輩出し、その教え(残した言葉)は多くの幕末維新の志士に影響を与えただけでなく、今日も多くの人の心に引き継がれています。
本施設では、佐藤一斎の生涯を紹介する映像、数多く残された言葉の紹介、来館者の心に寄り添った言葉を対話形式で語り掛けるコンテンツ、子ども向けのクイズ形式コンテンツなどで構成しています。

課題・要望

佐藤一斎の著書「言志四録(げんししろく)」の言葉を紹介することを通して、恵那市の掲げる生涯学習のまちづくり「市民三学運動*」を地域住民のみならず市全体、また来館者に発信できる施設としての整備を求められました。「言志四録」に残された言葉は広く伝わっている一方で、佐藤一斎本人ゆかりの品物などはほとんど残されていない中で、展示施設としていかに整備すべきかが課題でした。

*佐藤一斎が「子どもから高齢者まで、みんな学んで幸せになろう」と説く「三学の精神」を理念とし、生涯学習のまちづくりを進める「三学のまち」を実現するために、「書に学ぶ」、「求めて学ぶ」、「学んで活かす」、の三つの柱からなる恵那市の取り組み

解決策

当社はまず、佐藤一斎の生涯を簡潔に表現する映像を制作し、一斎を詳しく知らない人に人物像を伝えることを展示の導入としました。その後は代表的な言葉を解説付きで展示し、取替式のパネルとすることで再来館した際は違う言葉に触れられるようにしています。合わせて、展示では紹介しきれない言葉の数々をスライドショー形式のモニターでも読むことができるように工夫しています。
数多くの言葉はどれも現在にも通じる教えとなっていますが、来館者自身にとって最適な言葉を見つけ出してもらえるよう、幾つかの質問に答えることで相応な言葉を選び出して語り掛けるコンテンツの開発も行いました。また、幅広い年齢層に対応するため、親子で楽しめるコーナーも設けています。

加えて、内装材には不燃加工を施した恵那市産材を使用するなど、地域資源の活用も取り入れて設計しました。

お客さまの声

木材が全体に使用され、木の温もりや香りを感じる施設となりました。
資料展示のみではなく、シアター映像や対話型コンテンツなどの技術を組み合わせた構成により、多様な利用ができる施設となりました。

プロジェクトメンバー

営業・プロジェクトマネジメント
森藤 明
デザイン・設計
林 功
制作・施工
加藤 慎治、大村 花菜子

基本情報

オープン

2025

所在地

岐阜県

クライアント

恵那市様

ソリューション

企画・基本構想、デザイン・設計、什器制作、コンテンツ設計・制作、制作・展示施工、制作・内装施工

施設情報や社員情報はオープン時点のものです。最新の情報は施設ウェブサイトをご覧ください。

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