日本万国博覧会-絵葉書-209
東芝IHI館、ヒシの実のような黒いトラス1476個をつなぎ合わせたケタ組みに、直径40メートル、重さ300トンの真赤なドームをつり下げてある。ウニのお化けが太陽をかかえ込んでいるようだ。黒川紀章氏のこのパビリオン設計がまずドギモを抜く。真ん中のドームは球形劇場「グローバル・ビジョン」(笹界とともに)。直径26メートルのお盆型客席に観客500人がすわると670馬力の油圧装置が動いて盆はせり上がり、ドームの中に入り込む。だし物は9面の超大型スクリーンに映し出されるドキュメンタリー・ミュージカル。「光」をテーマに世界各地の若人の姿を描く。地下は「光と水の公園」。水の中で明滅する幻のショーだ。東芝と石川島播磨重工の出展。[TS]
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