日本万国博覧会-絵葉書-207
古河パビリオンとみどり館、「幻の塔」といわれる奈良・東大寺の七重塔を復元した古河パビリオン、虹色のドーム内に全天全周映画を映すみどり館。どちらも、広い会場の中で人目を引くパビリオンだ。七重塔は、金色の相輪部分も入れて高さ85メートル。京都・東寺の塔より30メートルも高い。内部は展望台になるほか、台座の中がコンピュートピア(コンピューターを使ったユ-トピア)という未来世界。人間の声を聞き分ける機械も登場する。みどり館の映画は、別名「アストラマ」。アストロ(天体)とドラマ(劇)を組み合わせた新造語だ。ドームの直径30メートル。その内面が、床を除いてすべてスクリーンになっている。499個のスピーカーによる超立体音響も加わって、驚異の映像を見せている。[TS]
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