日本万国博覧会-絵葉書-204
イタリア館、透き通ったガラスの三角錐斜塔。ピサの塔よりぐんと傾けて「大阪の斜塔」と名づけている。1階のグランド・フロアに立つと、館内の全展示が一目で直感的にわかるよう設計されている。斜めの部分にはエスカレーターが設けられ、展示場は、すべて30度の傾斜をもつ天井と床から成る。水が天井に向かって流れのぼりつめたはずの山の頂上がふもとだったりする。イタリア建築界の鬼才、トマソ・バッレ、ジルベルト・バッレ兄弟が設計。中央ホールでは、イタリアからやってきた歌手の本場のカンツォーネが開けるし、東南部に設けられているレストランでは、量の豊かなイタリア料理が楽しめる。[TS]
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