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概要

「瀬戸内の大らかな自然を体現した食空間」
瀬戸内は、多くの島々が織りなす美しい風景や温暖な気候、豊かな自然に恵まれています。

複合型施設『杜の街グレース』の商業・ヘルスケア施設棟『杜の街プラザ』。そのなかにある、岡山・瀬戸内の魅力を結集したオンリーワンの大型フードホール(約2800㎡)。このフードホールでは、その大らかな自然から着想を得て、心地よく伸びやかな食空間を計画しました。

約70mの吹き抜け空間には、瀬戸内の穏やかで雄大な波動を想起させる天井ルーバーを計画。ゆったりと伸びゆくウェーブデザインが店内全体をつなぐとともに、客席全体を寛容に包み込みます。また中央には、1階と2階を地形のようにつなぎ、新たなコミュニティを生み出す「丘」を設けました。
さまざまな用途に利用できる集いの場として、軽食をとったり、読書をしたり、くつろいだり、各々が好きな場所を見つけて過ごせる場所となります。さらに椅子やソファには、この地ならではの魅力を体感できるよう、岡山の産業を代表するデニムを使用しました。

このフードホールが『杜の街グレース』全体の豊かな環境と調和しつつ、人々が瀬戸内の魅力を楽しみ、食を通じてつながり、未来への希望を育むことができる食空間として、長く愛されることを願っています。

課題・要望

本プロジェクト「杜の街」は、岡山が世界に誇れる街に、世界の人たちが瀬戸内を目指してやってきてくれることを目指し、まちづくりが行われました。そして、その中で核となるフードホールは、瀬戸内の魅力を世界に発信し、岡山らしさを引き出す空間づくりが求められました。

解決策

約70mの吹き抜け空間には、瀬戸内の穏やかで美しい波を表現した天井ルーバーによって、世界でも類を見ない圧倒的な吹き抜け空間を実現しました。フードホールのベンチシートには、岡山県産デニムを張地として使用し、地産地消に貢献しました。
色移りしない特殊な染め方である「反応染め」を採用することで、張地として使用することができ、新たな地域産業の可能性を広げることが出来ました。

お客さまの声

この度はプロジェクトにご参画をいただき誠にありがとうございました。
とても開放的でゆったりと寛げる空間を作っていただき大変満足しております。
フードホールをご利用されるお客さまからもオシャレで都会的というお声もいただいており、今後もこの施設の魅力をよりたくさんの方々に広く知っていただき、「杜の街」を通して岡山・瀬戸内の魅力を発信していきたいと思っております。この度は本当にありがとうございました。

プロジェクトメンバー
営業
湯浅 晋平、小竹 健一郎
デザイン・設計
RENS(※):松浦 竜太郎、石澤 拓郎、大村 廣介、山川 淳
実施設計
山崎 里奈
構造設計
丹田 勝巳、小野 照彦
制作・施工
杉野 勝則、高橋 潤、櫻井 直樹
内装監理
鈴木 俊道、小南 智美
基本情報
オープン

2022

所在地

岡山県

クライアント

両備ホールディングス株式会社様

ソリューション

デザイン・設計、環境デザイン、内装監理、什器制作、制作・内装施工

受賞

「第42回ディスプレイ産業賞2023」奨励賞(3.商業・複合施設部門)
「日本空間デザイン賞 2023」ShortList(05.食空間)

※RENS (RENS = REFINED + LENS)

本質を追求したコンセプトで、上質なホスピタリティ空間を⽣み出す乃村⼯藝社のデザインチームです。

備考

掲載内容は施設オープン時点の情報です。最新の情報は施設ウェブサイトをご覧ください。

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