仏教博覧会
仏教文化の復興と日本の重大時期に際して、仏教とその信仰を見つめ直し、社会に救国思想を広めようと、宝物や貴重な資料を集めて開催した。会場入口には釈尊像が立ち、正面にメインの仏教本館があり、釈迦八相図や聖徳太子などの資料を集めて、仏教文化をの粋を見せた。その横に比叡山館と臨済宗館がならび、空海入山や高野奥院の資料を展示した弘法大師館、総持寺、永平寺や道元などの資料で構成した。曹洞宗館、知恩院、西山派や法然流罪の資料などを展示した浄土宗館。東本願寺や親鸞石枕などを見せた真宗館のほか、日蓮上人館や郷土三英雄館などがあった。また、西国巡礼館、四国遍路館や霊場館がならんだ。一方、娯楽施設として、遍路、巡礼にかかわる映画をはじめ、舞踊や音楽演奏などを見せる演芸館がつくられた。
資料の閲覧・貸し出しを受け付けています。(事前予約制/平日のみ)
貸し出し依頼は、博物館等の公共機関のみに限ってお受けしています。
閲覧・貸し出しをご希望の場合は事前に以下まで連絡をお願いします。
株式会社乃村工藝社 情報資料室
TEL 06-6649-3331 FAX 06-6649-3335
<資料閲覧場所>
大阪市浪速区難波中2丁目10番70号 パークスタワー19階
株式会社乃村工藝社 大阪事業所
公開している資料の年代は明治から平成に至る広範なものです。博覧会の主催団体の解散もあり著作権の確認が行えないものが大多数です。著作権の所有に関してご一報いただければ幸いです。