姫津線全通記念産業振興大博覧会
管理コード：934
開催日程：1936年03月26日（昭和11年）～1936年05月05日（昭和11年）
開催地：岡山県
会場：古城跡 鶴山公園
主催：津山市
入場者：196,075人
【資料件数：13件】
津山市は松平10万石の城下町であり、陰陽連絡の要衝にあり、姫津線全通は積年の願望であった。来春は阪神の中心都市に直結することになるのを契機に、一大躍進を期して記念の博覧会を開催したのである。会場には産業、化学、美術・工芸、教育・学芸、軍事、観光に関する製品を、第1部から第11部まで分けて各展示館に配置され、陽春の津山は桜花爛漫、大いに賑わった。また、津山市には元弘の史蹟院庄、久米の佐良山、法然上人誕生寺などの旧跡と、豪壮な神庭の滝、年中、浴客が絶えない奧津温泉の仙境など、観光にも恵まれており、博覧会とともに多くの観客が来場した。乃村工藝社実績(社史「70万時間の旅2」より)
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