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支那事変聖戦博覧会

支那事変聖戦博覧会

管理コード:897
開催日程:1938年04月01日(昭和13年)~1938年05月30日(昭和13年)
開催地:兵庫県
会場:西宮球場及び外園
主催:大阪朝日新聞社
入場者:1,500,000人

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【資料件数:20件】

昭和12年7月、芦溝橋事変勃発、戦雲は翌月第二次上海事変へとひろがり、国内は戦時体制へ移行、昭和13年3月には国家総動員法も強行制定され、戦局は長期化の様相を呈した時期の博覧会であった。聖戦という言葉は死語になったが、当局には国策に沿った便利な言葉であった。この博覧会はこんな折りに開催されたのである。会場は阪急西宮北口の球場及び外園約10万平方メートル、そのうちの球場全体2万平方メートルが戦場大パノラマとなった。会場入り口には実物大の北京の生陽門がつくられ、スタンドは人造の山とし、背景には北支の山々が描かれた。フィールドは上海のクリークで、観客は山と山の間を通りながら、さながら実戦を見るようにつくられた。外園には模擬の野戦陣地として、各種のトーチカ、防空壕、塹壕など、そのほか近代機械化部隊の演習も公開された。これほどの大きいパノラマは数ある博覧会のなかでも初めてで、以後の記録にもない世界一の大パノラマであった。乃村工藝社実績・会場一部の潜水艦断面を図解したセロファン加工展示(社史「70万時間の旅2」より)

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