NOMURA

博覧会資料COLLECTION

大東亜建設博覧会

大東亜建設博覧会

管理コード:866
開催日程:1939年04月01日(昭和14年)~1939年05月31日(昭和14年)
開催地:兵庫県
会場:西宮大運動場
主催:大阪朝日新聞社
入場者:0人

この博覧会に関連する資料を見る
【資料件数:8件】

前年の日支事変聖戦博覧会のあとをうけて、阪急西宮球場で開催された。正面入り口には大場鎮の表忠塔が建てられ、その下に陸軍省出品の戦車がならべられ、興亜大通りの広場には大砲類が並び、シンボルの東亜民族協和搭が建ち、球場のなかは武漢三鎮攻略の大パノラマで、漢口攻撃の戦場場面を再現。スタンドの本館内には聖戦館、蒙彊館、満州館、北支館、中支館、青島館、朝鮮館などと、各室は各地の文物や戦死者の遺品類が展示された。また、球場周辺約50.000平方メートルの外園では、戦利品のフランス製の戦車や、撃墜された戦闘機、旅客機などと、銃刀などの兵器機具や魚雷、機雷も展示された。スタンド裏側には戦勝館と満州館がつくられた。外園の呼び物は「新東亜めぐり」で、山海関、八達嶺、撫順の露天堀など約20場面のパノラマがつくられ、タイトルの大東亜建設搭がそびえていた。余興としては珍しい蒙古踊りや、蒙古相撲などが実演された。この時期になると産業博覧会が姿を消し、戦時一色の軍事啓蒙の博覧会へと移行していった。乃村工藝社実績(社史「70万時間の旅2」より)

検索結果一覧へ戻る

博覧会検索

博覧会資料検索

資料の閲覧・貸し出しを受け付けています。(事前予約制/平日のみ)
貸し出し依頼は、博物館等の公共機関のみに限ってお受けしています。
閲覧・貸し出しをご希望の場合は事前に以下まで連絡をお願いします。

株式会社乃村工藝社 情報資料室
TEL 06-6649-3331 FAX 06-6649-3335
<資料閲覧場所>
大阪市浪速区難波中2丁目10番70号 パークスタワー19階
株式会社乃村工藝社 大阪事業所

博覧会資料に関するお問い合わせ

公開している資料の年代は明治から平成に至る広範なものです。博覧会の主催団体の解散もあり著作権の確認が行えないものが大多数です。著作権の所有に関してご一報いただければ幸いです。

博覧会・博覧会資料検索に戻る