航空博覧会

管理コード：837
開催日程：1941年03月20日（昭和16年）～1941年06月20日（昭和16年）
開催地：東京都
会場：多摩川園(丸子)、よみうり遊園(二子)、よみうり飛行場
主催：大日本飛行協会・読売新聞社、(後援)陸軍、海軍、逓信省、外務省、拓務省、内閣情報局、東京府、東京市、警視庁
入場者：0人

【資料件数：1件】

<趣旨>大東亜共栄圏の確立に邁進するわが国にとり、航空の高度発達は国防上、また交通文化上等、あらゆる角度より観て益々その重要性へ加へ、而も急転変する国際情勢裡、太平洋の波また騒がしき折柄制空権の確保こそは、南方問題解決の重要なる鍵の1つとして痛切に要望されつつあります。わが社は茲に鑑みて、大日本飛行協会と共同主催の下に、銃後国民に對し航空に関する基本的且つ科学的知識の普及と防空思想の徹底化に資するため「航空博覧会」を開催、強大なる国防国家の完成と世界に冠たる航空日本の建設に聊か寄興せんことを期する次第であります。(以上、写真帖より)、丸子会場が「航空発達館」「パノラマ」「少年航空館」「航空科学館」「陸海軍航空館」「未来の航空館」などのほか、九三式双発爆撃機の実物展示。よみうり飛行場は「航空ショー」が主体。第2会場・よみうり遊園では、十三両の貨車によって輸送された日本最大の超重爆撃機の組立てに以外と日数を要した。乃村工藝社だけで1日70人以上を動員して結局16日間、延1000人余の人手をこの組立てに投入。会場に展示されたのはこの日本陸軍航空史上唯一の四発超重爆撃機(全幅44メートル)のほかに各種陸海軍機、ユンカース急降下爆撃機、撃墜されたイ16号機の残骸などがありました。アトラクション装飾に参画(社史「70万時間の旅2」より)

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公開している資料の年代は明治から平成に至る広範なものです。博覧会の主催団体の解散もあり著作権の確認が行えないものが大多数です。著作権の所有に関してご一報いただければ幸いです。