新潟県産業観光博覧会
講和記念として港都新潟が、地域産業の発展と観光宣伝のために開催。会場は信濃川畔165万3000平方メートルで、3億円をかけて建設した。場内の主な展示には、雪の結晶をかたどった六角形の屋根で、3階建てのユニークなテーマ館の総合開発館が、新潟県の山から海までを一望した、直径13メートルの円形大パノラマがほかの展示を圧倒し、全長約4.2メートル、幅約2.3メートルの只見川開発パノラマが、説明抜きで一目でわかると評判を呼んだ。これを中心にして周囲に180の展示場が設けられ、全国の一流企業が出展した。変わったところではカマボコ型の屋根にクス玉をあげた東京館が目を惹き、館内ではターンテーブル上に当時の生活様式を、人形を配しリアルに表現した文化住宅を見せ、観客に夢とあこがれを誘った。乃村工藝社実績「総合開発館」「東京館」を建築ぐるみで施工(社史「70万時間の旅3」より)
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