豊橋産業文化大博覧会

管理コード：723
開催日程：1954年03月20日（昭和29年）～1954年05月10日（昭和29年）
開催地：愛知県
会場：豊橋市吉田城址一帯
主催：豊橋市、愛知県教育委員会、豊橋市教育委員会
入場者：0人

【資料件数：11件】

豊橋市は中部地方の商工文化都市で、再び復興成った姿を紹介しようと開催した。豊橋吉田城の会場入口には約20メートルのテーマ搭が建ち、豊橋市の都市計画と復興を象徴していた。ゲートを入ったところに、豊橋の将来構想をパノラマで表現した百年後の「大豊橋パノラマ」が展示され、場内全域に多様なパビリオンが点在した。会場には、愛知県の産業を中心に多くの物産を展示した伸びゆく愛知県館。ありし日の吉田城を型どった三層の恒久建築とし、郷土史料を展示した郷土博物館。天竜三河総合開発の全容を大パノラマにした開発工業館。繊維界の現状と織物繊維を展示した繊維館。育児の科学を取り入れた婦人生活や、文化生活を提案する婦人生活館のほか、観光館、農林水産館、酒蔵館、児童科学館などが建てられた。なかでも英国女王の戴冠式に列席した折りの昭和天皇(当時、皇太子殿下)の貸し下げ品を展示した「皇太子殿下御外遊記念館」と、文化と産業の動脈である「東海道五十三次今昔館」が異色であった。

資料の閲覧・貸し出しを受け付けています。(事前予約制／平日のみ)
貸し出し依頼は、博物館等の公共機関のみに限ってお受けしています。
閲覧・貸し出しをご希望の場合は事前に以下まで連絡をお願いします。

株式会社乃村工藝社 情報資料室
TEL 06-6649-3331　FAX 06-6649-3335
＜資料閲覧場所＞
大阪市浪速区難波中2丁目10番70号 パークスタワー19階
株式会社乃村工藝社 大阪事業所

公開している資料の年代は明治から平成に至る広範なものです。博覧会の主催団体の解散もあり著作権の確認が行えないものが大多数です。著作権の所有に関してご一報いただければ幸いです。